桜を見る会、モリ・カケ、パーティー券など、歴代の自民党首相による政治の私物化を暴いてきた「しんぶん赤旗」の(スクープの秘密)を赤旗編集局社会部三浦誠部長が語る「日本共産党を応援する集い」が、3月30日、宇部市湖水ホールで開かれ、約150人が参加しました。
会場いっぱいの150人が参加し、三浦さんの話に耳を傾けました。
三浦氏は、しんぶん赤旗が、スクープを暴けるのは、「いつも国民目線で取材するから」と強調し、実例を紹介しました。「桜を見る会」は総理主催の公的行事。一般の記者の関心は出席した「著名人の顔ぶれ」なのに対し、赤旗記者は、参加した一般人に着目し、安倍晋三首相の地元後援会員がツアーを組んで参加し、前夜祭まで開催していることを突き止め、安倍首相による「私物化」を白日の下にしました。
三浦さんは、厚南小中学校出身です。馴染みの方も多数かけつけました。
自民党議員は、様々な名称で開催する「集い」の参加券(パーティー券・1枚2万円)を企業団体に購入してもらっているが、会場で提供されているのは軽食程度で、コロナ下では何もでなかった。一般紙の記者は「当たり前」と問題視しなかったが、赤旗記者は「対価がないのは法令上、問題がある」と取材を開始。買わされた企業・団体は政治資金収支報告書に記載していたが、受け取った政治家は記載しておらず、裏金になっていることを突きとめて報道してから、ようやく一般紙も取り上げ、捜査当局が動き始め、事実上の政治献金だったことが明らかになりました。
昨秋の衆議院選挙で、自民党から非公認の処分を受けた無所属候補の選挙ポスターに「自民党支部長」と書いてある、と情報提供があったので、調査すると、一人ではないことが判明。赤旗記者が、非公認候補に「公認料」を振り込むという通知文書を入手し、ある非公認候補の陣営に取材して、その事実を認めたことで裏が取れ、「ウラ公認に2000万円」のスクープになりました。衆院選で共産党が議席を減らしたことは残念ですが、一般紙の記者や立憲の議員から「与党過半数割れは赤旗さんの勝利」と言われました。
三浦氏は、「赤旗がスクープできるのは、記者だけの力ではない」と強調し、取材に協力してくれた人は、「家族が地元の党議員にお世話になったことがある、家族が赤旗を購読していて、時々、読ませてもらっていた」などと話していることを紹介しました。
三浦氏は、会場から出た様々な質問に丁寧に応答し、「しんぶん赤旗は、まだ一般的には認知度が低い。もっと身近な新聞にするための改善が必要。特に若い世代には伝わっていない。みなさんの努力に応えられるよう努力したい」と話しました。