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埼玉県での事故を受け、県が、県管理下水道管路の独自緊急点検を行っています。

 6日付、読売新聞は、埼玉県八潮市での道路陥没事故を受け、県が緊急点検を行ったことを次のように報じました。
 「埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受け、山口県は5日、光市内の下水道管の緊急点検を始めた。マンホールから作業員が入り、異常がないか目視で内部の状態を調べる。県都市計画課によると緊急点検の対象は、八潮市の道路陥没現場にある下水道管と同時期及びそれ以前の1979~83年に整備された下水道管で、周南浄化センター(光市浅江)につながる約6・6キロ。この区間には直径1・2~1・65㍍のコンクリート製の管が地下約9~18㍍に埋設されている。この日は同センターから約5キロ離れた光市島田中周辺で、マンホールのふたを開いて空気を送り込む装置を取り付けた後、防護服姿の作業員が地下約15㍍の下水道管内に下りた。作業員は汚水で発生した硫化水素による腐食や、土砂がたまっていないかなどを確認した。出入りに使うマンホールは13か所あり、点検は1週間程度かかる見通し。作業に立ち会った同課下水道班の石田佳誠主幹は『日常生活に欠かせない下水道管の調査は以前から取り組んでいるが、八潮市のような事故が起きないようにしっかりと安全確認に努めたい』と話した。」
 国交省から、1月29日、都道府県下水道担当部長あてに、「下水道管路施設に対する緊急点検について」という事務連絡が届いています。
 国交省は、1日最大処理量30万㎥/日以上の大規模下水道処理場に接続する口径2千mm以上の下水道管路について、2月7日までに緊急点検結果を報告するよう求めています。
 国交省は、全ての下水道管理者に、下水道の維持修繕基準に基づき、適切な時期に点検を行い、異常があれば、補修を行うなど、「適切な施設管理を徹底する」よう求めました。
 山口県は、国から緊急点検を求められた管路はありませんでしたが、独自に判断して、報道にある県管理管路の緊急点検を実施しました。
 また、県は、国の事務連絡を市町に伝達したとのことです。
 6日、中国新聞は、山口県内に、2021年度から23年度までの定期検査で、0.9キロの管路に異常があったことが分かったと報じました。
 県土木建築部に問い合わせたところ、「県管理管路では、異常のあったものはなく、県以外の県内市町などが管理する管路でのものだだろう」とのことでした。
 当面、県独自の緊急点検の結果を待ちたいと思います。
 下水道施設管路に関する皆さんのご意見をお聞かせください。

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