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山口県農民連第48回定期大会が開かれました。

 1月26日、山口県農民連第48回定期大会が山口市内で行われました。
 午前中は、農民運動全国連合会の藤原麻子事務局長が記念講演を行いました。

 山口県農民連定期大会で記念講演を行う農民運動全国連合会の藤原麻子事務局長

 藤原事務局長は、1月8日に、農民運動全国連合会が、江藤拓農林水産大臣に、次期「食料・農業・農村基本計画」への提言と要請を行ったことを報告しました。現在、食料・農業・農村政策審議会・同企画部会で「食料・農業・農村基本計画の変更について意見を求める」との農水大臣からの諮問を受けて審議が行われています。12月18日に開かれた企画部会に、農水省は、「これまでの議論を踏まえた検討の視点の整理」を報告しました。
 藤原事務局長は、「この報告には、①食料自給率・飼料用米という概念がそもそも消えている②食料支援、価格保証と直接支払い、米パニックの解決、新規就農支援、多様な担い手・家族経営に対する支援など、現在切実に求められている課題に対してほぼゼロ回答である③輸入も輸出も全面的に海外依存を深化させていることを強調しているなどの問題がある。」と指摘し、「新基本計画の策定に当たっては国民と農民、野党の意見を十二分に反映させ、食料自給率向上や農家の所得補償、ゆとりある米受給のための増産、新規就農者支援、食糧支援制度の創設などを盛り込み、予算の大幅増額と農政の転換を実現すべきだ。」と訴えました。
 私が、日本共産党を代表して挨拶を行いました。記念講演には、原田典子防府市議、三好睦子美祢市議が参加しました。午後からは、大会議案の審議や役員選出が行われました。

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