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生物多様性やまぐち戦略24年6月の改定に向け骨子案示される

 昨日の中国新聞は、県が生物多様性やまぐち戦略の見直しを行っていると次のように報じました。
 「県が生物多様性を保全する県戦略の見直しを図っている。2030年までに陸と海のそれぞれ30%以上の面積を健全な生態系として保全する国際目標『30by30(サーティー・バイ・サーティー)』を反映させる狙い。24年6月の改定に向け、骨子案を示した。改定するのは『生物多様性やまぐち戦略』。骨子案では、24~30年度を戦略の期間とする。新たな目標として、多様な生態系の保全と健全性の回復▽生物多様性の維持可能な利用と地域の活性化▽多様な主体による理解促進と行動容認の実践ーの三つを柱に据える。具体的には『自然共生サイト」への登録を促す施策を検討する。民間の取り組みなどで生物多様性の保全が図られている区域を環境省が認定する制度で、企業や団体・個人、自治体が主体となって申請する。企業の敷地内の緑地や社寺林、ゴルフ場や建物の屋上などが想定されるという。他には、豊かな自然を生かした新たなツーリズムの創出なども盛り込む。22年12月にあった国連生物多様性条約の約15回締約国会議(COP15)で、新たな国際目標が採択され、柱にサーティー・バイ・サーティーなどが据えられた。これを受け、日本も今年3月に生物多様性国家戦略を改定し、目標の達成に向けて自然共生サイトの認定制度を創設した。県によると、県土面積に占める自然公園や鳥獣保護区など法令や条例に基づく陸域の保護地域の割合は14・2%。国の20・5%より低い。サーティー・バイ・サーティーの達成には、自然共生サイトへの登録の促進が必要となる。県自然保護課は『企業や自治体などそれぞれに向けたアプローチが必要になる。民間の取り組みを、行政としてどう支援できるか検討したい』としている。」

 私は、2月県議会と6月県議会で、生物多様性やまぐち戦略の改定を求めてきました。

 少しでも積極的な戦略になるよう9月県議会でもこの問題を取り上げてきたいと思います。

 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

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