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JR西日本に対し、JR美祢、山陰線の完全復活等を求める要望書を提出

 昨日、日本共産党県委員会と県議団、下関市議団、美祢市議団は、JR西日本に対し、「JR美祢、山陰線の早期完全復旧等を求める要請書」を提出しました。

 要請書提出には、大平よしのぶ衆議院中国ブロック予定候補が同席しました。

  JR美祢線、山陰線の完全復旧等を求める要請書をJR西日本広島支社に提出しました。

 提出した要請書は、JR西日本中国統括本部広島支社 木村善栄地域交通(山口)課長が受け取りました。

 要請書の内容は以下の通りです。

・・・

(株)西日本旅客鉄道広島支社
支社長 広岡研二様

JR美祢、山陰線の早期完全復旧等を求める要請書

2023年8月7日
日本共産党山口県委員会
委員長 吉田 貞好
日本共産党山口県議団
団 長 木佐木大助
日本共産党下関市議団
団 長 片山 房一
日本共産党美祢市議会議団
団長 三好むつ子

 山口県の西部、中部地域は、6月30日夜遅くから7月1日未明にかけ、線状降水帯を含む激しい雨に見舞われました。6月29日2時の降り始めから、7月1日16時までの降水量は、美祢市東厚保では7月の平年降水量を上回る386mm、下関市豊田でも7月の平年降水量に匹敵する300mm を超える降水量を記録し、各所で土砂崩れなどによる災害が発生しました。
 JR美祢線においては、厚狭川に架かる橋梁が流出し、また、JR山陰線においては、阿川駅と長門粟野駅の間にある粟野川に架かる橋梁が傾斜し、いずれも運転を見合わせており、復旧の見通しが全く立たない状況になっています。
被災したJR美祢線及び山陰線は、通勤・通学や通院等の住民生活に不可欠な交通手段であるとともに、観光振興など地域経済活動の重要な基盤であり、早期完全復旧が求められています。
また、今回の被災を契機に、路線の存廃の議論に結び付けられることも危惧されます。
 つきましては、下記事項のように、対処いただきたく要請します。

1,被災したJR美祢線及び山陰線の完全復旧に向けた方針を早期に決断すること
2,JR山陰線については下関北高等学校に通う生徒の利便性も考慮し、現在の下関駅~小串駅間の運転区間を滝部駅まで延長すること
3,今回の被災を契機にしたJR美祢線及び山陰線の存廃の議論は決して行わないこと
4,その他
①県内の新幹線駅の「みどりの窓口」を復活させること
②JR西日本エリアとJR九州エリアをまたぐ区間で交通系ICカードが使用できるよう改善すること

以上

・・・

 この要請行動について今朝のしんぶん赤旗日刊紙は次のように報じました。

 「6月末から7月1日の豪雨被害で山口県内のJR美祢、山陰の両線が運休している問題で、日本共産党の県委員会と県議団、下関と美祢の両市議団は7日、大平よしのぶ衆院中国ブロック比例候補とともにJR西日本の広島支社に対し、完全復旧に向けた方針を早期に決断することなどを要請しました。大平氏と藤本一規、河合喜代の両県議、下関市の桧垣徳雄、桂誠の両市議が山口市内で同社に申し入れ。中国統括本部経営企画部の中村恭昌課長、広島支社地域交通(山口)の木村善栄課長が対応しました。完全復旧に向けた方針を早期に決断するよう求めたのに対し、木村課長は『まだ被害状況の全容把握に努めている』と述べ、流失しなかった橋梁の調査なども必要になると指摘。党側は今回の災害で両線の存廃の議論をしないよう求めました。桂市議は被災直後に下関北高校を訪ね、代行バスで通学する生徒の状況や要望を受け『(下校時)早いバスに乗ると部活ができず、遅いバスだと家に着くのが夜10時ごろになる』として代行バスの運用改善などを要請。木村課長は教育委員会や各学校の協力も得て、2学期までに改善できるよう努めると答えました。桂市議は『利便性は鉄道の方がいい。高齢者が多く、鉄道は命綱だ』と強調。大平氏も『脱炭素社会を前に進めていく上でも鉄道は大きな貢献になる』と訴えました。」

 引き続き、JR美祢線、山陰線の完全復活を関係機関に求めていきたいと思います。

 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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