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私が、県希少野生動植物種保護支援員に登録されました。

 山口県は、2005年「山口県希少動植物種保護条例」を制定しました。
 この条例で、指定希少野生動植物種の指定を行うことが明記され、現在までに4種類の動植物を指定希少野生動植物種に指定しました。
 また、条例を基に、希少野生動植物種保護基本方針が策定され、この方針に、希少野生動植物種保護支援員制度の創設が明記されました。
 この支援員制度は、野生動植物種の保護に熱意を有する県民等を支援員として登録するものです。
 活動内容は①希少野生動植物種の保護活動②地域での希少野生動植物保護の普及啓発活動などです。
 昨年3月末現在、1194名の方が支援員として登録しています。
 私は、先日、希少野生動植物種保護支援員の申請を行い、5月31日付、第35009号として、私が支援員として登録されとの通知が届きました。
 私の元に、研修テキスト(入門編)と(応用編)などの資料が届きました。
 テキストと同時に送られてきた資料に「支援員だより」(2023年3月発行)があり、昨年取り組まれた支援員研修会の内容が報告されていました。
 今後、研修テキストを学びつつ、今後行われる支援員研修会に可能な限り出席していきたいと思います。
 私は、旧楠町の吉部荒滝という中山間地域で生まれ、今も、家族と細々農業を続けています。
 中山間地域ではありますが、私の子どもの頃から比較すると自然環境が悪化し、動植物の生息が少なくなっていることを感じます。
 先日、私が住む地域で野鳥の観察会があり、参加したことをきっかけに、野生動植物種に関心を抱くようになり、この程、県の希少野生動植物種保護支援員に応募しました。
 里山の一角の土地を保有する地権者の一人として、少しでも県内で野生動植物種が生息できる環境を支える役割が発揮できたらと感じています。
 人生の後半にさしかかった今、残りの人生、少しでも生物多様性を維持するための勉強をして、少しづつでも実践するための歩みを始めたいと思います。
 一人でも多くの皆さんが山口県の希少野生動植物種保護支援員になっていただけることを私からも切にお願いいたします。

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