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知事の「ゼロカーボンシティ宣言」を歓迎します。

 中国新聞は3日、知事が、ゼロカーボンシティを宣言したと次のように報じました。
 「県は2日、県庁で環境政策推進本部の会議を開き、脱炭素社会の実現に向けた産業分野の戦略と新たな温暖化対策の素案を発表しました。村岡嗣政知事は2050年に県内の二酸化炭素(Co2)排出量の実質ゼロを目指す『ゼロカーボンシティ』を宣言した。産業分野の戦略は、事業者の取り組みを促すため、燃料転換によるコンビナートのCo2削減や森林資源の循環利用など17の柱を掲げた。徳山下松港など次世代エネルギーの供給拠点の検討といった30年度までの計画を示した。新たな温暖化対策は、温室効果ガスの30年度の排出量を13年度より35・1%減らす目標とした。6つの重点プロジェクトを掲げ、再造林率を2倍以上に引き上げるなど評価指針を設けた。県の事務・事業による排出量を減らすため、公用車に電動車を採用する。地球温暖化実行計画として昨年3月に策定していたが、国の計画と大幅な開きが出たため見直した。村岡知事は『山口県のCo2排出は産業部門の割合が多い。中小企業にも財政や人材の支援をしながら実行したい』と話していた。」
 私は、過去の議会や環境福祉委員会で、繰り返し、県が「カーボンニュートラル宣言」を行うよう求めてきました。この立場から、知事が宣言を行ったことを歓迎したいと思います。
 11月県議会の一般質問と委員会質疑の中で、カーボンニュートラル宣言や地球温暖化対策実行計画改定版(素案)についてしっかり発言したいと思います。
 知事が、ようやく、ゼロカーボンシティ宣言を行いました。この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

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