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山口総合支援学校を視察して感じたこと

 昨日、河合前県議とともに、山口県立山口総合支援学校を視察しました。

 山口総合支援学校の室内プール前(左が私、右が河合前県議)

 山口総合支援学校は、1994年、宇部養護学校山口分教室としてスタートしました。1999年山口養護学校となり、2001年、現在の校舎が完成します。
 私は、山口総合支援学校校舎竣工式に県議として参加したことを思い起こしました。
 2008年に、山口総合支援学校と校名が変更し、2017年に、高等部棟が完成しました。
 校舎が竣功して20年が経過していますが、校舎は丁寧に使われていることを実感しました。
 その上で、視察で感じたことをいくつか指摘します。
 第一は、教職員の3分の1程度にしか給食が提供されていないということです。現在、小学部、中学部、高等部合わせて児童生徒数は189名です。教職員は、100名ですが、厨房の面積の関係で、給食は230食程度しかできません。児童生徒には全員、給食を賄えていますが、教職員には、3分の1程度しか給食が提供されていません。
 第二は、グラウンドの狭さです。
 児童生徒数の増加で、高等部棟が、旧グラウンドに建設されました。そのため、新しいグラウンドが確保されましたが、前のグラウンドの3分の2の面積です。
 第三は、みほり分校の建て替えです。
 山口総合支援学校みほり分校は、山口県みほり学園内に1972年に宇部養護学校の分室としてスタートしました。1979年にみほり分校となり、1985年に特別教室棟が竣工しました。
 私は、過去の議会で、現地視察をした後、山口県みほり学園と一体に老朽化したみほり分校の建て替えを、県と教育委員会と山口みほり学園を運営している山口県社会福祉事業団が協議するよう求める質問を行いました。
 以上の3点については、視察を受けて、県教委に改善を求めていきたいと思います。
 山口総合支援学校をはじめとする山口県の特別支援教育に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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