昨日、平川雄一朗監督の映画「約束のネバーランド」を観ました。
原作は、コミック本の8巻を読んでいるところです。
アニメの第一期も観ました。
映画は、アニメの第一期とほぼ同じストーリーでした。コミック本では、第5巻の前半までが映画化されています。
映画は、原作に忠実に、原作の世界観を大切に、という平川監督の気持ちが伝わってきました。
主人公のエマを浜辺美波さんが、レイを城桧吏さんが、ノーマンを板垣李光人さんが演じていました。
それぞれの役者さんの演技が、原作から飛び出してきたようなクオリティーでした。
圧巻は、イザベラ役の北川景子さん、クローネ役の渡辺直美さんの演技です。
二人の演技力がなければ、この作品は成立しなかったと思える程に嵌った演技でした。
孤児院で、平和に暮らしていた子どもたちが、孤児院の本質を知り、そこから脱出する物語です。
孤児院の管理者であるイザベラの口癖は「抗うことをやめなさい」。
エマは、「世界は変えられる」と叫び仲間を鼓舞し、脱出に挑みます。
私が、この物語を読んでいくつか、これまでに読んだ本を思い出しました。
一つは、元沖縄県知事の大田昌秀さん編著の「沖縄鉄血勤皇隊」です。
もう一つは、少女マララを描いた「武器より一冊の本をください」です。
これまでの歴史の中で、子どもが戦争の犠牲になり権利が侵害され続けています。
最後は、「世界中の子どもの権利を守る30の方法」です。
世界で、2億5000万人が15歳未満で結婚しているとこの本にあります。
今も世界中で、大人の都合で、子どもたちの権利が著しく侵害されて続けています。
「約束のネバーランド」の世界観は、このような世界に諦めるな、抗えと教えてくれます。
エマから「世界は変えられる」と励まされます。
だから私は、「約束のネバーランド」が好きなのです。
来年からアニメ第二期がスタートします。海外ドラマもスタートします。
年末年始は、コミック本を読破し、「約束のネバーランド」からしっかり学びたいと思います。
「約束のネバーランド」ファンの皆さん感想をお聞かせ下さい。
映画「約束のネバーランド」一人でも多くの方に観ていただきたいと思います。
映画の感想もお待ちしています。
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