本日、宇部市吉部ふれあいセンターで、日本共産党藤本かずのり事務所主催の「春を呼ぶくすのきの集い」が開かれました。
地元、くすのきの方を始め、市内外から90名が参加しました。
仁比そうへい参議院議員が記念講演を行いました。
私は、中山間地域を守るために必ず議席を復活させてほしいと訴えました。
春を呼ぶくすのきの集いで挨拶する私
私が訴えた内容は以下の通りです。
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春をよぶくすのきの集いにふさわしい春めいた季節となりました。今日は、田植えの準備の手を休め、多くの皆さんのご参加まことにありがとうございます。4年前の悔しさをバネに、必ず議席を確保する決意です。
昨日、三好美祢市議と一緒に小野を回っていました。田の作業をされている男性の方とお話しました。「安倍さんを何とかしてほしい。共産党に頑張ってほしい」と激励されました。
昨年10月の日本農業新聞の調査では、73%が安倍政権の農業政策を評価しないという結果でした。今年1月のJA組合長、理事長を対象に行った調査では、低迷する食料自給率の向上策として一番多かったのが、「中小規模の農家を含めた多様な担い手を対象とする所得政策の実施」を求める声で、65%と3分の2を占めました。
岡山大学の小松泰信先生は、農業協同組合新聞のネット版に自分は、「隠れ共産党だ」とカミングアウトされて有名になりました。ついに、「隠れ共産党」という本を出版されました。小松先生は、農村社会を「表層領域」と「基層領域」で捉える必要があると述べておられます。表層は、食物を提供する農村。基層は、「川、水、里山などを保全しながら、人間関係や神事やお祭りなどもふくめて伝統文化を育むし、消防団活動や防災にも努める」など地域社会を保持する機能がある」。「農は国の基」と述べています。
その上で、小松先生は、「自公政権の農政は、家族経営や中山間地などの小規模なものを切り捨てて、農業生産と経営の担い手を法人や企業に移すもの。その結果、日本農業は一握りの大規模経営は増えていますが、小規模農業は減りつつある。」と農村の基層領域が壊れていると指摘します。
今こそ、多くの組合長が求める「中小規模の農家を対象に所得政策を実施」する政権を実現する時だと思います。私は、母と一緒に3反の農業を続けています。そんな県議候補は宇部市選挙区では私だけです。中小規模の農家に光があたる結果を県議会議員選挙から作っていきましょう。そして、宇部市議選で日本共産党が県有議席を維持する。これからお話する仁比そうへいさんを「中山間地域を守る」ために国会に送りましょう。
私は、お寺の門徒総代長を務め、現在、山口教区会議員を務めています。
今日は、手塚治虫の「ブッダ」を持ってきました。ブッダが弟子にこう語ります。「自分のしていることは自分にとって大事なことなのか、人にとって大事なことなのか、そして大勢の人にとって大事なことなのか!国じゅうの人にととって大事なことなのか、世界の人にとって大事なことなのか、この自然にとってあらゆる生きものにとって、大事なことなのかよく考えなさい」
私は、これらも、この視点を大切にしてあらゆる問題に対応していきます。この点から、宇部港で石炭を世界中から集めるために、これらか1千億円以上かけて巨大が岸壁と航路と泊地を整備する計画は再考すべきと考えます。関連して、宇部市に石炭火力発電所を建設することも中止すべきと考えます。パリ協定で工業化前の1850年から今世紀末までの気温上昇を1.5度に抑えることを決めました。石炭火力を始め石炭産業を宇部市で進めることは、地球温暖化に逆行します。自然にとってあらゆる生き物にとってよくない、石炭に依存した宇部市の将来像に対して、私は、はっきり対案を示していきたいと思います。不要不急の巨大事業を見直しで、福祉と暮らし優先の県政を提案してまいります。
岡本さんからお話がありました通り、郷土・吉部は、戦時中に国策に屈せず、村民の声を国政に届けた地域です。益々、故郷・吉部・くすのきに誇りもってこれからも誠実に政治活動を続けていきたいと思います。
本日お集まりの私をこれまで支えてくださいました皆さんに最後に、心から感謝申し上げ、私の発言は終わりたいと思います。
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中山間地域を守る政策について、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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