昨年2月12日のしんぶん赤旗日曜版は「日曜ワイド」という特集で、オスプレイの問題を取り上げこう書いています。
「墜落原因すら分からないまま飛行再開し、怒りを広げた米海兵隊の垂直離着陸機オスプレイ。沖縄だけでなく日本全国の重大問題です。欠陥機オスプレイはすでに全国で訓練を展開。米軍と自衛隊を合わせ、約50機ものオスプレイが日本中を飛び回りかねない事態です。」
ここに来て、約50機ものオスプレイが日本中を飛び回りかねない事態が現実のものになろうとしています。
2012年から、オスプレイは、海兵隊普天間基地に24機配備されています。
米軍は空軍特殊作戦機CV22オスプレイを10月1日に横田基地に正式に配備することを周辺自治体通知しました。
横田基地に配備されるオスプレイは10月1日から5機配備する計画です。
米空軍は2024年までには横田基地のオスプレイを10機体制にしたいとしています。
昨日、小野寺防衛相と山口佐賀県知事は、佐賀空港への陸上自衛隊オスプレイの配備をめぐって、防衛相が同空港の着陸料として100億円支払うなどの合意文書を取り交わしました。
陸上自衛隊が佐賀空港に配備しようとしているオスプレイは17機です。
オスプレイは、沖縄県に24機、横田に5機、佐賀に17機、合計46機体制になろうとしています。
更に、近い将来、横田にプラス5機で、51機のオスプレイが日本中を飛び交うことになろうとしています。
米軍が配備に際して作成した「環境レビュー」によると、沖縄以外でも6ルートでオスプレイの飛行訓練をするとしています。
ルート下の自治体は21県140市町村に及びます。6ルートには入っていませんが、中国山地を走るブラウンルートでも訓練が行われる可能性を海兵隊は認めています。
山口県の岩国基地は、先ほどの環境レビューでは、「1個分遣隊(2~6機)を月2~3日、給油を目的として派遣」するとしています。実際に、岩国基地にオスプレイが頻繁に離着陸しています。
今後、山口県で全国で、欠陥オスプレイが今まで以上に飛行することになります。
沖縄だけの問題ではなく全国的な課題として、際限のないオスプレイの飛行を今後、どう抑制していくのか本気で考えなくてはいけない時期に入っています。
オスプレイが10月から横田基地に配備されようとしています。
佐賀空港に陸上自衛隊のオスプレイが配備されようとしています。
全国に広がるオスプレイの配備を皆さんはどうお考えですか。ご意見をお聞かせ下さい。
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