議員日誌

岩国基地の燃料漏れ事故追及

 本日、私は一般質問で登壇しました。

 今議会も様々な問題で質問しましたが、今日は、岩国基地の燃料漏れ事故の問題に関してのみ報告します。

 明日、その他の質問の主なものを報告したいと思います。

 さて、先日、我が党に、KC130の給油設備から大量の燃料が漏れる事故があり、広範な土壌汚染、海洋汚染の恐れがある、との告発が寄せられました。

 今日の私の質問に、大谷総務部理事は「県の問い合せに対し、中国四国防衛局が今年の1月20日に、岩国飛行場内における燃料施設建設工事において、航空機燃料を用いた試験調整中に燃料配管から、最大15.1キロリットル程度の燃料の漏出が発生したことを認めた」「県としては、国の対応に問題はなかったかどうか確認を行った結果、県が所掌する事務に関して法的な問題はなかったものと考えている」「このような特異な事案について、良好な環境を保全する職責を担う県に対し、速やかに説明がなかったことは遺憾」「本日、午前、岩国県民局長が、岩国防衛事務所長を訪ね、遺憾の意を伝えるとともに、原因の究明と工事の適正な管理を徹底することや、今後、このような事案が発生した時には、岩国健康福祉センターなど、関係機関に対して、速やかに情報提供を行うなど、丁寧な対応を行うよう求めた」と答えました。

 私は、「2月4日には『岩国基地に関する協議会』が行われている。この協議会には中国四国防衛局の幹部、大谷総務部理事、岩国市長などが出席している。協議会は岩国基地に関する安心安全対策を協議する場であるのに、この事が何も報告されなかったことは問題ではないか」と質しました。

 大谷総務部理事は「私自身も遺憾に感じている」「国には、具体的な対応について、今後、検討のうえ、しかるべき対応もなされると考えているが、私からも強く、また申し入れてまいりたいと考えている」と答えました。

 渡邊総務部長は「中国四国防衛局から岩国地区消防に対して、事故の報告が行われている」ことを明らかにしました。

 中国四国防衛局は事故については岩国地区消防には伝えていましたが、山口県には昨日まで一切事実を報告していませんでした。

 県民の安全を後回しにする中国四国防衛局の姿勢が明らかになりました。

 日本共産党への告発がなければ、この事実は、明らかにならなかったかも知れません。

 私は、引き続きこの問題を来週から行われる総務企画委員会で追及する予定です。

 この問題は、今日の毎日新聞の夕刊を始め、地元テレビや明日の朝刊でも報道される見込みです。

 また、日本共産党国会議員団もこの問題を国会で取り上げる予定です。

 岩国基地の燃料漏れ事故を皆さんはどうお考えですか、ご意見をお聞かせ下さい。

 また、引き続き、県政全般に関する皆さんのご意見を藤本にお寄せ下さい。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。