今日、念願の映画「最後の忠臣蔵」を観ました。
日本映画に新たな名作が誕生した感慨を抱きました。
久しぶりに、涙が止まらない映画でした。
可音が、修一郎との結婚を決め、嫁ぐ前に、孫左衛門と抱き合うシーンでは涙ぼろぼろでした。
可音を嫁がせた後、孫左衛門が切腹するシーンは、武士社会の冷厳さを痛感しました。
滅私奉公そのもの時代であったのですね。その時代に、浅野内匠頭は、上司である吉良上野介を殿中で斬りつけたこと事自体が大変な出来事だったことが良く分かります。
仇討に参加した者は末代まで罰せられる事が明白な時代に、参加した義士の勇気も並々ならぬものがあります。
このような義士たちの少し少しの努力が維新を生み、現在の民主主義を生んだのだろうと思います。
映画として配役は最高でした。内蔵助の隠し子―可音を桜庭ななみが好演していました。愛らしい演技は多くの観客の涙を誘うこと間違いなしです。
役所広司の孫左衛門は、目の動きで感情を表現していました。役所広司はやはり日本を代表する俳優です。
片岡仁左衛門の大石内蔵助もぴったりの役だったと思います。
佐藤浩市の寺坂吉右衛門も役所広司を相手に健闘していました。
年末年始は、池宮彰一郎の忠臣蔵シリーズを読もうと思います。
映画館に行けば次の観たい映画が気になります。
次は、来年2月上映の「ジーン・ワルツ」でしょうか。この映画の原作もばっちり読んでいます。上映が楽しみです。
涙を流すと心がスカッとしますね。泣ける映画はいいですね。映画はいいですね。
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