議員日誌

四十九日のレシピ

 東京出張の行きの車中で伊吹有喜著「四十九日のレシピ」を一気に読みました。

 この本は、NHKラジオで土曜日の朝に放送している「著者に聞きたい本のツボ」で知りました。

 伊吹さん本人から本の紹介があり、手に取りました。

 私の娘が「伊吹」という名前なので、その縁もありました。

 主役の乙美が亡くなってからの人々の想いを綴った物語です。

 乙美は、亡くなった前妻との間に生まれた百合子という子がいる良平と結婚しました。

 百合子は、乙美が残したレシピカードを元に、彼女の49日の宴会を準備します。

 知らなかった母が作ってきた関係を知ります。

 乙美の知人である「井本」と「ハルミ」の存在が、小説を盛り上げます。

 百合子は夫と離婚を考えていましたが、母の宴会を準備する中で乗り越えます。

 この小説は、「人間いろいろあるけど、生きていればいいことあるよ」と優しく励ましてくれるような作品です。

 少し一息つきたい人におすすめの1冊です。

 彼女のもう一つの作品「風待ちのひと」も読んでみようかと思っています。

 「四十九日のレシピ」は現在7万部の売上だそうです。

 私は、この作品が映画化されることを望んでいます。

 「ボックス!」などがそうであったように、読んで感動した作品が映像化されるのは最高です。

 関係者の皆さん、どうかよろしくお願いいたします。

 伊吹有喜作品に関する感想をお聞かせください。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。