政府交渉を行い、そのまま山形に出向き、昨日は、少子化対策などの政策を聴取しました。
山形県では、人口減少に歯止めがかからず、「子ども政策室」という部署を設置しました。この室は部に相当する部署です。
ちょうど視察に行った前日の10月20日に、「子育て山形県民会議」の開会(キックオフ)宣言が行われたとの報道がありました。
また、別の新聞には、「やまがた子育て応援パスポート事業」の対象を未就学児としていたものを来年度から小学校卒業までに拡大することを決めたとの報道がありました。
これによって、現在5万1千世帯の対象が10万を超える世帯と大きく拡大されます。山口県と決定的に違うのは、この事業のために独自のカードを作成していることでした。
その他、来月にも「やまがた結婚応援団+(ぷらす)(仮称)」を立ち上げるとのことでした。その為に、「婚活コーディネーター」を今年度から配置しています。
最後に、子どもへの医療費助成制度です。山形県では、「子育て支援医療給付事業」と言われています。
山口県と同様に一部負担金は導入されているものの、今年、7月からは、入院の対象を小学生にまで拡大しています。
また、第三子以降は所得制限なしで、医療給付事業を適応していることも山形県の特徴と言えます。
子どもの問題を専門に取り扱う部署を部に格上げし、少子化対策を総合的に進める山形県から山口県が学びことは大いにあると感じました。
いい視察が出来ました。
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