藤本かずのりサポーターズ はじめました

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いちばん長い夜に

 以前のブログでも書きましたが、NHKでドラマになっている「いつか陽のあたる場所で」の原作シリーズを読んでいます。

 原作との違いなどを確認しながらドラマを楽しんでいます。

 一作目「いつか陽のたる場所で」を読んで、「すれ違う背中を」を先日読み終え、今日書店で最新刊の「いちばん長い夜に」を購入しました。

 原作者である乃南アサさんによる「あとがき」を読みました。

 原作が執筆され足かけ7年。この本でこのシリーズが終了するとのことでした。

 そして、2011年3月11日、乃南さんと編集者の方は、主人公の江口綾香の暮らしていた地域としている仙台を取材中だったそうです。

 午後2時46分、巨大地震に見舞われたそうです。

 その様子は、もう一人の主人公芭子の体験として、この本で登場するようです。

 東日本大震災からもうすぐ1年11ヶ月。2年を迎えるのももうすぐです。

 私は震災後の岩手県宮古市やその周辺にボランティアで尋ねたことを想い起こします。

 綾香と芭子の暮らしを追いながら、「いちばん長い夜に」で乃南さんの震災体験をも追体験したいと思います。

 被災者の方々と綾香と芭子に幸あれと祈りながら、シリーズ完結作「いちばん長い夜に」を読み始めようと思います。

2013年宇部市新春のつどい

 本日、2013年宇部市新春のつどいが行われ、市内各地から200名を越える市民が集いました。

 藤井直子参院補欠選挙予定候補者は「市議会議員時代、周南市で国民健康保険を値下げさせる活動に取り組んできた。今度は、国民の暮らしを良くするため国政で活動したい。」と決意表明を行いました。

 着物姿であいさつを行う藤井直子参院補選予定候補

 来賓として、建設山口から吉村宇部支部長、医療生協健文会から馬場専務理事、宇部民商から竹沢副会長があいさつを行いました。

 宇部市の県議・市議を代表して私が、「基地と原発のない山口県をつくるために国政を変えよう」と訴え、先の総選挙で中国ブロック候補としてたたかった石村智子さんが「総選挙では残念だったが、国政改革の課題は益々鮮明になっている」と参議院選挙での支持を訴えました。

 宇部市の県議・市議を代表して新年のさいさつを行う

 2部のアトラクションでは、私も参加している「新極真会山口中央支部」による演武などが披露されました。

 私は、下段蹴りによるバット折りを披露しましたが、見事成功しました。

 写真右下に私が蹴って飛んだバットが写っています

 最後に、私の司会による福引きが行われ、笑顔、笑顔の新春のつどいとなりました。

 宇部市の共産党は元気だということを実感する一日となりました。

 来賓の皆さんを始め、ご参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。

山口昔ばなし大学第5回講義に参加

 妻と一緒に、山口昔ばなし大学第5回講義の一日目を受講しました。

 第1時限は、「話型と分類」でした。

 日本で、昔話の分類を初めに行ったのは、柳田国男。

 戦後になって、関敬吾先生が3分類法による分類を行ったと小澤先生。

 関先生は、自著の中で、18分類に昔話を分ける見解を示されていたことも紹介されました。

 世界的には、ATU分類という方法が主流になっているということでした。

 第2時限は、「グリム童話の成立と制作過程の検討」という講義でした。

 グリム兄弟は、ドイツでは、童話作家としてと同時にドイツ語辞書を編纂した人物として有名であると小澤先生は話されました。

 グリム兄弟が手掛けた辞書は、123年後の1961年に完成したということです。

 現在、その辞書の修正作業が行われているという話でした。

 グリム兄弟に昔話を伝えた「マリー」という人物が、ドイツの農民出身だと言われ、ナチス党支配の時代に、「グリム童話」に脚光が当ったそうです。

 しかし、戦後になって「マリー」は、フランス系の人物であることが明らかになり、ドイツでは大いなる議論を生んだそうです。

 小澤先生は、「昔話は移動してあたり前のもの。マリーがどのような人物であっても、グリム童話の価値に変わりはない」と話されました。

 更に、グリム童話の中には、口承されたものの他に、本や雑誌から引用されたものが含まれているそうです。

 小澤先生は、「だから『グリム童話』と呼んでいる。どの話もいい昔話のスタイルに仕上げられている」と語りました。

 第3時限は、3人の方が昔話の語りをされました。

 参加者の中の保育関係の方が「最近の子どもの初語は『モン」や『マン』になっている」という話をされました。

 昔は、「マンマ」とか「ブーブ」などだったそうです。

 モンは、どらえモンやポケモンの「モン」だろうか。マンは、ウルトラマンやあんぱんマンの「マン」だろうか。とにかくメディアの影響を子どもたちも親も強く受けているのではないかと話されました。

 子どもたちの周りの者が自分の言葉で子どもたちに語る重要性をその方は話されました。

 その意味でも昔話の継承は必要なのでしょうね。

 今日もいろいろなことを学んだ昔ばなし大学でした。

 明日も講義はありますが、「新春のつどい」に参加するため、今月下旬に補講を受けることにしています。

 明日は、妻だけの参加となります。

 

 

「宇部ちびっこフットサル大会」にエントリー

 今月の23日に、宇部市のココランド・フットサルパークで、「宇部ちびっこフットサル大会」が行われます。

 三男がメンバーを集め、私が責任者となり、西宇部小学校の5・6年生でチームを結成し大会に出場することにし、先程、申し込みを行いました。

 ココランド・フットサルパークは、三男が通うサンフレッチェ広島のサッカー教室が行われているところです。

 私は、高校時代はサッカー部でした。昔を思い出して、選手である子どもたちと楽しみたいと思います。

県が中電に4回目の補足説明求める

 山口県は、昨日、中国電力に対し、上関原発建設予定地の公有水面埋立免許の延長申請について、4回目の補足説明を求める文書を送付したと今朝の朝刊各紙で報道されています。

 4回目の補足説明に対する回答は、2月22日を目途にするとも報道されています。

 中国電力が延長申請を提出して4ヶ月を越える事態になっています。

 ここで、山本知事就任直後の昨年9月県議会における私の質問に対する県の答弁を引用します。

 「国のエネルギー政策における上関原発計画の位置付けが不透明であり、埋立の前提となる土地利用計画についても、依然として不透明であるため、(中略)たとえ延長申請があったとしても、それを認めることができないと認識して」いる。

 山口県は11月県議会でも当然、この問題では、同じ回答を行いました。

 昨日、安倍首相は、代表質問に対し「前政権が掲げた2030年代に原発稼働ゼロを可能にするという方針は具体的な根拠を伴わないものだ。前政権の革新的エネルギー・環境戦略については、ゼロベースで見直し、エネルギーの安定供給、エネルギーコストの低減の観点も含め、責任あるエネルギー政策を構築する」(読売新聞から引用)と答えました。

 例え安倍首相がこのような答弁をしたにしても、県が「不許可」の前提にしている「国のエネルギー政策における上関原発の位置付け」は依然不透明のままです。

 にも関わらず、4ヶ月以上も、延長申請の審査を続けている県の姿勢は、議会軽視であり、県民への背信行為です。

 中国電力からの4回目の回答が、26日開会予定の2月県議会冒頭に予測されます。

 2月県議会の論戦前に、延長申請が不許可になることは当然と考えます。

 県は、議会答弁を尊重し、「不許可」の判断を議会前に決断すべきです。

 上関原発の公有水面埋立免許延長申請に対する県の取り扱いについて、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

最も遠い銀河

 この土日、白川道原作の「最も遠い銀河」がテレビドラマとして放映されます。

 高倉健主演の「単騎、千里を走る」という映画を観たことがあり、確か原作は、白川道さんだったと記憶しています。

 その他の作品は読んだことがなかったのですが、ドラマを観る前に読んでおこうと数日前から読み始めたところです。

 文庫本で4冊ですので、ほんとに読み始めたところですが、この土日が楽しみです。

 白川さんは、様々な職を経た後、49歳で作家デビューされた方のようです。

 私の今の年になって作家生活をスタートさせたところにも興味を持ちます。

 白川さんの他の作品も映画やドラマになっているものもあるので、DVDを借りて映像を観ながら、原作にも触れていきたいと思っています。

 白川ファンの皆さん、お薦めの作品をお教え下さい。