先ほど長男と次男と一緒に、映画「20世紀少年」第一章を観てきました。漫画の通りの顔の俳優が出てくる度に、次男が「あ、万丈目だ。」などと声を出すので、長男が横から「シー」と静止していました。とにかく親子みんなで大変に楽しめる作品でした。第二章も3人で観に行きます。
世界を救う正義の味方と思っていた「ともだち」が世界を滅ぼそうとしています。「ともだち」は政党を作り権力の中枢を握ろうとしています。誰も「ともだち」に逆らうものはいません。その中で、ケンジたちは「ともだち」らに果敢に挑んでいきます。これが、この映画の基本的なストーリーですが、「権力に騙されるな」「歴史を繰り返すな」というのが、私がこの映画から学び取った最大の教訓です。この精神は、私が今行っている活動に共通するものがあり共感できます。
それと、仲間の素晴らしさが、この映画から学び取った二つ目の教訓でしょう。小学校を卒業して久しぶりにあった仲間たちが協力して「ともだち」に立ち向かいます。ケンジが生まれたのは1960年。今、48歳です。私の4つ上で、時代背景が良く分かります。ケンジ10歳の時が大阪万博。私は、6歳で幼稚園の年長でした。家族6人で万博に行きました。人が多かったのと、動く歩道に乗ったのをおぼろげながら思い出します。
さて、映画20世紀少年を観たおかげか、大学時代の友人のリッツからメールが先ほど届きました。彼女は昨日の上映初日に、20世紀少年を観たそうです。彼女は、今、有料老人ホームをプロデュースする仕事を行っています。ある区の有料老人ホームで、入居者の検診費用の助成が受けられなくなったそうです。陳情書を出したいが、何処にどのように出したらいいのかという内容でした。これも06年に成立した医療構造改革関連法案の影響でしょう。
私の分かる範囲で回答しておきましたが、これは、全国的な問題なのでしょうか。有料老人ホーム協会も厚生労働省に要望書を提出するそうです。詳しい方は是非お教えください。山口県の実態についても調査してみたいと思います。
彼女も現実と精一杯たたかっているのだなとメールを読んで私自身、勇気をもらいました。
そうそう、20世紀少年の配役を友人関係に当てはめてみるのも、もう一つのこの映画の楽しみかも知れません。
自己中心的・自画自賛で言わせていただきますと、私が唐沢寿明演じるケンジなら、リッツは、常盤貴子演じるユキジでしょうか。映画「20世紀少年」の余韻に浸り過ぎ、お互いを褒めすぎたところで、今日は、キーを置くことにします。
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