21日、しんぶん赤旗日刊紙は、昨年、米軍岩国基地に一時配備された米国の最新鋭ミサイルシステム「タイフォン」を再配備する計画が日米首脳会談の概要書に明示されていると次のように報じました。
「米ホワイトハウスは19日(現地時間)に行われ日米首脳会談に関するファクトシート(概要書)で、『日米は、日本に先進的な戦力を配備し、強力な拒絶防衛態勢を可能にするとの約束を確認した』と明記し、この文脈で、米国の最新鋭ミサイルシステム『タイフォン』が昨年、米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)に『一時配備』されたことに言及しました。タイフォンを日本に再配備し常駐させる可能性を示すものです。タイフォンは、敵基地攻撃可能な長距離巡航ミサイル・トマホーク(射程約1600キロ)などを車両に搭載し、地上から発射可能。昨年9月中旬に行われた日米共同訓練レゾリュート・ドラゴンで使用された後、50日以上も岩国基地に留め置かれました。同基地からは中国の首都・北京も射程に入り、地域の軍拡競争や軍事的対抗を招きかねないことから、基地周辺住民からはタイフォンの配備常態化を懸念する声が上がっていました。また、ファクトシートは、『ミサイル防衛協力を支えるため』、日米が共同した新型の弾道ミサイル迎撃弾『SM3ブロック2A』の日本での生産を急ぎ、4倍に増やすことも合意したと明記。迎撃ミサイルを巡っては、ウクライナ支援で大量使用されているため米軍のミサイル備蓄が不足。このためイランのミサイルや無人攻撃機を迎撃するためのミサイルが足りていないとみられ、ミサイル増産は、イラン攻撃への間接的な加担につながります。さらに、ファクトシートは、最新鋭の中距離空対空ミサイルAIM120『AMRAAM(アムラーム)』共同生産の『2国間実現可能性の研究』に続き、日米は『日本のAMRAAM生産能力増強における将来の役割を見通すこととなる』としています。」
昨年、陸上自衛隊と米軍が共同で行った軍事訓練「レゾリュート・ドラゴン」の中、米軍岩国に展開した最新鋭ミサイルシステム「タイフォン」は、当初、昨年9月11日~25日の日米共同訓練後、1週間ほどで撤収するとの説明でした。
実際にタイフォンが撤収されたのは、昨年11月17日でした。
米軍は、一時的展開としていたフィリピンへのタイフォンを未だに撤収せず、実質的な常備配備の状況となっています。
今回の日米首脳会談での「ファクトシート」での記述で、タイフォンを日本に再配備し常駐させる可能性があるとのしんぶん赤旗日刊紙の指摘は極めて重要です。
また、「ファクトシート」にある「強力な拒絶防衛態勢」という言葉は印象的です。
究極の抑止力論に基づく表現だと思います。
日本へタイフォンが常設されれば、中国や北朝鮮やロシアが警戒を強めることは必至であり、際限のない軍拡競争を激化させ、偶発的な接触で紛争が始める可能性を強めるものだと危惧します。
私は、山口県議として、この動向を注視し、山口県に対し、タイフォンの再配備はするな、ましてや岩国への再配備はするなと政府に求めることを求めていきたいと思います。
この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
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