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9月18日に、私は、米軍岩国基地での陸上空母離着陸訓練(FCLP)を視察しました。

 19日、中国新聞デジタルは、米軍岩国基地での陸上空母離着陸訓練(FCLP)を村岡知事が視察したと次のように報じました。
 「在日米海軍は19日、空母艦載機による陸上空母離着陸訓練(FCLP)を米軍岩国基地で続けた。訓練は3日目。17、18日に続き、日中の訓練が予定の終了時間を超過した。市が受けた騒音による苦情は3日間で300件を超えた。この日も日中と夜間の訓練があり、戦闘機が『タッチ・アンド・ゴー』と呼ばれる離着陸を繰り返した。市によると、日中訓練は予定を25分オーバーして午後4時55分に終わった。日中の訓練中、人がうるさいと感じる70デシベル以上の騒音を基地北側(川口町)で203回、南側(尾津町)で188回計測した。19日夕までに市へ寄せられた騒音苦情は353件に上った。『夜勤なのに眠れない』『テレビの音が聞こえない』などの内容が含まれる。山口県の村岡嗣政知事はこの日、訓練の様子を岩国市の福田良彦市長と共に基地近くから視察した。村岡知事は『中止要請にもかかわらず実施されたことは大変遺憾。引き続き中止を求めるとともに、二度と実施されないよう強く求めたい』と強調。岩国での訓練が常態化することは『あってはならない』とした。」
 私は、18日、一般質問の通告を提出した後に、岩国市に向かい、14時半頃から約1時間、18時半頃から約1時間、米軍岩国基地の陸上空母着艦訓練(FCLP)を視察しました。

 岩国市の上空を飛行する空母艦載機

 「タッチ・アンド・ゴー」のタッチした瞬間を撮影しました。轟音が響きます。

 私は、25年前の同訓練は、県議1期目の時に視察しました。
 今津川護岸に到着した時に、訓練機が飛び立つ所で、「ゴー」という爆音がお腹に突き刺さるようでした。
 基地内にある甲板に見立てた枠に着陸する時、また、離陸する時、いわゆる「タッチ・アンド・ゴー」の時に、二度、「ゴー」という爆音がお腹に突き刺さりました。
 これを繰り返すのですから、爆音の連続です。
 6時半過ぎから夜の訓練が始まりました。福田市長が視察されている姿も見ることができました。
 夜は、戦闘機の姿は、ほとんど見えませんが、日中と同じように、タッチ・アンド・ゴーが繰り替えされます。
 静かな夜に、騒音が轟きます。17日の訓練を視察した方は、「今日は、雲が厚くかかっている。音が空に抜けないので、騒音が大きく感じる」と言われました。
 25年前と違うのは、民間空港が併設していることです。タッチ・アンド・ゴーの隙間を縫うように民間機が数回飛び立っていきました。事故が起きないか心配でした。
 空母艦載機が岩国基地に移駐した際に、オール山口が求めたのが、「岩国でFCLPはやらない」ということでした。
 9月19日は、安保法制が強行されて10年の時でした。25年前と違うのは、安保法制があり、安保三文書があることだとも感じます。
 日米一体で、戦争国家づくりが進む中で、米軍岩国基地でのFCLP強行です。
 日米両政府が地元の意向を無視する政治が、沖縄だけでなく、山口でも行われています。
 問答無用での戦争国家づくりを進めるやり方は許せません。
 9月県議会の論戦が、明日から始まりますが、「岩国でのFCLPは許さない」はオール山口の願いです。
 しっかり、私も、総務企画委員会を中心に論戦に参加したと思います。
 岩国基地でのFCLP強行に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

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