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知事が、20日で「まん延防止等重点措置」解除を国に申請すると表明

 昨日、NHK山口放送局は、山口県が「まん延防止等重点措置」の解除を政府に要請する意向であると次のように報じました。
 「山口県は今月20日が期限となっている新型コロナウイルス対策の『まん延防止等重点措置』について、県内の新規感染者が減少傾向にあるなどとして政府に延長を求めず、20日で解除するよう要請しました。一方で、県内では下関市を中心に感染拡大が続いていて、村岡知事は引き続き基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけました。山口県では新型コロナウイルスの感染の急拡大を受けて、先月9日に、『まん延防止等重点措置』が初めて適用され、現在、県は県内全域の飲食店に対して営業時間の短縮などを要請しています。重点措置の期限が今月20日に迫る中、県は16日午後、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、政府に重点措置の延長を求めず、20日で解除する要請をすることを決め、ただちに要請しました。解除を求めた理由について、県は県内の新規感染者数が先月27日の445人をピークに減少傾向にあることや、病床の使用率などが改善していることを挙げています。一方、15日、感染が発表された342人のうち、およそ4割にあたる133人は下関市の人で、下関市を中心に感染拡大が続いています。村岡知事は、『下関市の感染状況は高い水準にあるが、どんどん拡大している状況ではなく、医療提供体制のひっ迫も回避できている。重点措置は経済や社会に大きな影響を与えるもので、切迫している状況は脱したのであれば速やかに解除すべきだ』と述べた上で、引き続き、基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけました。『まん延防止等重点措置』の解除について下関市の前田市長はコメントを出し、この中で、『市内の医療体制は依然として厳しく、福岡県も延長されることから、下関市も同様に延長が望ましい』として、措置の延長を前提に村岡知事と協議していたことを明らかにしました。結果的に解除の方針が決まったことについては、『山口県全体を考えての判断なので受け入れたい。福岡県内でもアルコールの提供は可能で、去年の緊急事態宣言と比べて影響は小さい』と理解を示しました。その上で、『市内の新規感染者数は高止まりしていて、県の協力を得て感染状況に見合った対策を検討していく』として、重点措置に代わる対策を検討する考えを示すとともに、基本的な感染対策の徹底を改めて呼びかけました。」
 昨日の県内の陽性患者数は320人で、その内、下関市が116人でした。また、昨日、下関市と宇部市3つの高齢者施設でクラスターが新たに発生した事が明らかになりました。
 新聞報道によると、広島県も福岡県も「まん延防止等重点措置」の延長を国に要請する意向のようです。
 私は、隣県が延長している間は、山口県は全県で措置の延長を国に申請すべきではないかと考えます。特に、連日、陽性者が100人以上になっている下関市は、措置の延長を申請すべきだと考えます。
 県は、20日で期限を迎える「まん延防止等重点措置」の解除を政府に要請する方針です。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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