議員日誌

新型コロナ 山口県病床充足率1.4%

 昨日、読売新聞は、新型コロナウイルス感染症に対し、都道府県が確保した病床数について次のように報じました。

 「新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、都道府県が確保した病床は、計6800床余りであることが、読売新聞が今月1~3日に実施した調査でわかった。厚生労働省が先月、都道府県に推計を求めた『最悪の事態』の入院患者数に比べると、いずれも0.6%~25・1%にとどまる。各自治体はその後も病床確保に努めているが、困難な現実が浮き彫りになった。(中略)厚労省は都道府県に対し、何も対策をせず流行のピークを迎えた場合の入院患者数(1日あたり)を推計する計算式を示し、この推計値を目安に医療体制を整備するよう求めていた。目安の入院患者数に対する病床の充足率は、高い方でも石川の25.1%、鳥取24.3%など20%台。低いところでは広島の0.6%、静岡0.7%など、1%に満たななかった。」

 山口県の入院患者数の推計値は、2834床です。これに対して確保した病床数は40床です。充足率は1.4%となっています。

 山口県の確保したとする病床数は、感染症法に基づく感染症指定医療機関の専門病床数です。

 先日の本ブログで、県担当者の声として「感染症を重点的に受け入れる医療機関の設定を行うべく、検討に入った」と報告しました。

 昨日の時点で、県担当者に確認したところ「現在、その検討を続けているところ」との事でした。

 本日、政府は、新型インフルエンザ等対策特措法に基づく緊急事態宣言を発令すると報道されています。

 昨日、日本共産党山口県新型コロナウイルス問題対策本部会議を開き、近く、県知事に要望書を提出することを確認しました。

 国の十分な財政措置のもと、新型コロナウイルスに対応する病床が山口県で医療圏毎に確保されるよう、今後、県に必要な要望を行っていきたいと思います。

 引き続き、新型コロナウイルス感染症対策に対する皆さんの要望をお聞かせ下さい。

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