議員日誌

おんな城主 直虎

 来年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の原作である高殿円著「剣と紅『戦国の女領主・井伊直虎』」を読んでいます。

 文庫の裏表紙を引用しましょう。

 「『紅はいらぬ、剣を持て』井伊家22代目当主直盛の娘・直虎は、言うが早いか、強引に結婚を迫る相手の腰から刀を抜き取り己の髪を切り落とした。のちの徳川四天王、『井伊の赤備え』で武勲を誇った井伊直政の養母にして、遠州錯乱の時代に一命を賭して井伊家を守り抜いた女傑の、比類なき激動の人生。」

 文庫の解説で、末國善己さんは、こう書いています。

 「現代社会は、法律的には男女が同権になったとはいえ、就職では一人暮らしは不利との噂が根強く、結婚では改姓の手続きをする必要に迫られ、出産では長期の休養と復職の苦労があるなど、人生の転機になると女性だけが負担を強いられる暗黙のルールは数多く残されている。男性がイメージする-というよりも押し付けている。『結婚、出産が女の幸せ』に背を向け、故郷の独立と領民の幸福を守るという職責に生き甲斐を見出す数奇な人生を歩んだ香(のちの直虎)は、いまだ男性優位の社会で懸命に生きている現代女性へのエールとなっているのである。それだけに、香が、井伊家の取り潰しを画策する今川家、小野家としたたかに渡り合う終盤は、痛快に思えるのではないだろうか。」

 直虎を演じるのは、柴咲コウさんです。

 原作で私が読んでいるところはまだ、香が幼少の頃ですが、目が大きく超能力がある少女として描かれています。

 香とコウも同じですし、何よりも柴咲さんの大きな目と原作の香のイメージがぴったりです。

 戦国時代に女性として城主を務めた井伊直虎の物語。来年の大河ドラマは、しっかり観ていきたいと思います。

 現代の女性にも男性にも大いにエールを送る作品になることを願っています。

 年末の内に、高殿円さんの原作をしっかり読んでおきたいと思います。

 来年の大河ドラマ「おんな城主直虎」に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

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