議員日誌

藤川和彦さんの講演会

 16日、山口県PTA研修大会柳井大会がサンビームやないで行われました。

 午前中は、開会行事やアトラクションとして地元の伝統芸能を子どもたちが披露しました。

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 大畠小中学校の皆さんによる剣舞「立志の詩」

 私は、総務委員長として活動報告を行いました。

 午後からは、地元の柳井市出身の藤川和彦さんの講演会が行われました。

 藤川さんは、旧大畠町出身。

 小学校の時に、秋吉台で天体観測を体験し、宇宙に関心を抱くようになります。

 夢はNASAに入ることとなりました。 

 夢を実現するために柳井高校から東京大学工学部へ入学。

 大学2年生になり、サークル活動を始めようと、ボクシング部へ。その時、部員の皆さんがロードワークに出ており、入部出来ず、ジャズダンス部のドアを開けます。

 すぐに入部が決まります。作品をみんなで創り上げ、感動を伝えることが出来るクリエイィブな活動に、強く心を打たれる藤川さんです。

 大学を1年間留年しダンスに打ち込み、劇団四季への入団を勝ち取ります。

 入団してから歌や脚本や演出の勉強もされた藤川さん。

 紆余曲折がありましたが、ついにライオンキングのティモン役を勝ち取ります。

 「ミュージカル南十字星」は脚本を一から作成する経験をしました。

 ライオンキングの舞台の時、遺影を持って観劇されている方の前を演技中移動したことがありました。

 その時、一人一人のお客さんが様々な人生を背負って、この一回の舞台を楽しみに来られていることを実感した藤川さん。

 益々、全力投球で一回、一回の舞台で演じるきることにしたと藤川さんは話されます。

 この経験を後輩の劇団員にも話すと藤川さん。

 後半の講演は、発声の練習を行うワークショップでした。

 日本語の発音は、母音をしっかり出すことが大切だと藤川さん。

 更に、「明日は雨だけど」の「は雨」の部分は、母音がつながる「連母音」二つ目の母音を強調するなどすると聞き取りやすい発音が出来ることを指導した藤川さんでした。

 その他、「学校」「行って」など子音がつながる「連子音」は、最初の子音をワンテンポ発音しないようにサイレントにすると発音がはっきりすることも話されました。

 また、「学校」や「みよう」など発音するときに伸ばす「長音」をしっかり意識して伸ばして発音するとはっきり聞き取れるとも話されました。

 私も話をする仕事なので、大変参考になりました。

 大前提として、口を大きく開けて話すことが重要だとも話されました。

 山口県出身の藤川さんが次々に夢をつかんでこられた人生は学ぶことが多くありました。

 真剣に物事に取り組んでこられた藤川さんの真摯な姿勢が講演からダイレクトに伝わってきました。

 今回の山口県PTA連合会の講演会も大変勉強になりました。

 主管された柳井市小中学校PTA連合会の皆さんありがとうございました。

 PTA活動は、保護者自身が大いに学べる場だと今回の行事に参加して再認識しました。

 これからますます、口を大きく開けて話をしたいと思いました。

 藤川和彦さんこれからもご活躍を祈念しています。ありがとうございました。

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