こぐま保育園の先生から、「どんぐりの行先が決まりました」との報告を突然受けました。
どんぐりは、明日夕方、日置農林高校に引き取られることになりました。
産まれた子羊がオスなら、保育園の子どもを傷つけてはいけないという事で、園を離れることは分かっていました。
しかし、こんなに早く別れが訪れるとは。
どんぐりとすももが産まれたのが、5月17日。どんぐりにとっては、生まれて1ヶ月と3日間のこぐま保育園での生活でした。
どんぐりは、子どもたちに多くの思い出を残してくれました。
明日、親と妹のすももと別れるとは知らないどんぐりは、いつものように草を食んでいました。
時々、母のくるみのおっぱいを吸いながら、妹のすももとじゃれながら普段通りでした。
この当たり前の生活に、明日夕方でピリオドが打たれます。
明日、夕方まで、どうか、どんぐり、くるみとすももに思いっきりじゃれてください。
人間ではないどんぐりは、くるみとすももと再会することは不可能だろうから。
そして、日置農林の皆さん、どうかどんぐりを可愛がってください。名前もどんぐりのままにしておいて下さい。
人間である私は、いつか、家族みんなで、日置農林を訪ね、雄々しくなったどんぐりに再会したいと思います。
たくさんの思い出をありがとう。日置の皆さんに可愛がってもらうんだよ。
くりみとすもものことは、保育園の皆が大切にするから安心して日置に行くんだよ。
元気で暮らすんだよどんぐり君。また会おう。
妹のすももにじゃれるどんぐり(こちら向きがどんぐり)
母のくるみの横で草を食む兄妹(左がどんぐり)
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