27日、朝日新聞山口版は、私が25日に取り上げた「山口ならではの特別な体験創出支援事業補助金」について以下のように報じました。
「豊かな自然を生かし、山口ならではのアウトドア体験ができる観光コンテンツを開発しませんかー。県がそう民間事業者などに呼びかけ、上限1億円という破格の補助金を設けて募集した事業の一部に遅れが生じている。県によると、資材価格の高騰や地元との調整が続いているためで、現時点では補助金の返還を求めることは考えていないとしている。昨年、県が創設した『山口ならではの特別な体験創出支援補助金』事業で、補助上限額は1億円以内。村岡嗣政知事は昨年5月の記者会見で『本県のこれまでの観光施策では例のない思い切った支援を行うことによって、観光事業者等による意欲的な取り組みを力強く後押しする』と説明した。昨年9月、三つの事業が採択されたが、このうちの2事業で計画に遅れが生じていることが、25日の県議会本会議で明らかになった。藤本一規氏(共産)の一般質問に県が答えた。県によると、うち1件は、平生町周辺でクルーズ船を運航したり、海底湧水のサウナを設けたりする事業(補助額約5900万円)。クルーズ船の運航は今年5月に始める予定だったが、停泊場所の調整が続いていて、まだ始まっていない。サウナは春にオープンしたという。もう1件は、山口市の秋穂二島半島で『最上級グランピングリゾート』を始める事業(同約9千万円)。資材高騰や人手不足の影響で、今年7月の予定だった開業時期が来年3月に変更されたという。藤本氏は『審査に不備があったことは否めない』とし、補助金の返還を求めるべきではないかとただした。道免憲司観光スポーツ文化部長は、『変更は採択後に生じた事由によるものであり、審査に不備はない。現時点において補助金の返還を求めることは考えていない』と答弁した。」
NHKに続き、朝日新聞で、体験創出補助金の問題が報じられたことは重大です。
他のマスコミからも取材を受けています。また、この問題は、県内の大物政治家案件だと伝えてきた方もおられました。
久々に反響の大きい質問となりました。引き続き、この問題の調査を継続していきたいと思います。
この問題に対する情報や意見を藤本までお寄せください。
No comments yet.
コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。
メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。