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米軍岩国基地幹部がコロナで訓練集約を認める

  11日、NHK山口放送局は、米軍岩国基地の幹部にインタビューした内容を次のように報じました。

 「ことし中国・四国地方でアメリカ軍岩国基地の所属とみられる戦闘機などの目撃が相次いでいる背景には、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、基地周辺の中国・四国地方への訓練空域の集約化があることがNHKの取材で分かりました。山口県にあるアメリカ軍岩国基地は、おととし、神奈川県から戦闘機などおよそ60機が移転するなど、機能強化が進められていて、山口・広島両県をはじめ中国地方の各地で訓練飛行による騒音が増加しているほか、ことしは岩国基地の所属とみられる戦闘機などの飛行ルートとなっている、四国の高知県でも目撃情報が急増しています。これについて、岩国基地に所属するアメリカ海兵隊第12海兵隊大隊のダグラス・デウォルフ大佐は、NHKの取材に応じ、『以前より、騒音が増えているとすれば新型コロナウイルスの影響で、岩国基地の周辺を飛んでいるからだ』と述べ、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、訓練空域を基地周辺の中国・四国地方とその沖合に集約していることを明らかにしました。その上で、デウォルフ大佐は、『地元から求められれば、飛行を禁止するなど最善を尽くしている』と述べ、訓練空域がある自治体には理解を求めていると説明しました。」

 11日、しんぶん赤旗は、鳥取市で米軍機の低空飛行訓練の目撃が相次いでいるとして次のように報じています。

 「鳥取市で米軍機の低空飛行訓練が相次いでいます。目撃した市内各地の住民らが10日、市危機管理課に『低空飛行をやめさせてほしい』と要望しました。日本共産党の岡田まさかず衆院鳥取1区候補、伊藤幾子、荻野正己の両市議が同席しました。同市和奈見地区の下田和美自治会長は、けさも昨日も目撃したとして『5月3日はひどかった。河原(かわはら)町の西郷谷を通って曳田(ひけた)で急旋回し、パイロットの顔が見えるほど低空で爆音をとどろかせて佐治町の方に飛んで行った』と報告しました。曳田の男性は『畑仕事をしていて、2機が立て続けに行った。元自衛隊の男性はF35だと言っていた。妻はその場にしゃがんでしまった』と述べました。佐治町の女性は『山すれすれのところを飛んでいて、ものすごい爆音で恐ろしかった』と話しました。河原町で聞き取りした岡田候補は、『家がガタガタ震え、1982年の米軍機墜落を思い出した』(釜口=かまくち=の女性)、『2階で見ていたが、振動で心臓が止まるほど圧迫された』(天神原=てんじんばら=の男性)などの証言を紹介しました。市危機管理課長は『目撃情報は県を通じて国に上げる。騒音、振動、恐怖感、健康被害などの状況を知らせてほしい。広報で市民に情報提供を呼びかけたい』と答えました。」

 NHKのインタビューに、デウォルフ大佐は、『地元から求められれば、飛行を禁止するなど最善を尽くしている』と述ています。大佐が言うように米軍が、地元からの飛行禁止要求に応じたケースはあったのでしょうか。

 そもそも、自治体から米軍に飛行停止の要望が上がっているのでしょうか。

 この辺りに詳しい方は、情報をお教え下さい。

 中国四国地方で、米軍機の訓練がどのように増加しているのかもお教え下さい。

 基地のある県の県議として、しっかり発言していきたいと思います。皆さんのご協力をお願いいたします。

 

 

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