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高齢者等への実費のPCR検査に助成広がる

 私は、2日の一般質問で、新型コロナ感染症対策に関し、高齢者等への検査助成事業を取り上げました。
 厚生労働省は、9月15日、「高齢者等への検査助成事業の実施」を通知しました。本事業は、市町村が行う、行政検査以外の検査事業を、高齢者等が本人の希望により検査を行う場合、国が費用を助成するものです。
 私は、「県は、本制度の周知にどのような対応を図ったのか、市町の取組状況について尋ねる」と質しました。
 この質問に、弘田健康福祉部長は「県としまして、実施主体である市町に対し、文書により当該制度を周知しており、現在、その実施に向けて、複数の市町において、国との協議が行われていると承知している。」と答えました。
 5日、中国新聞は、高齢者等への検査助成事業について次のように報じました。
 「山口、防府、周南の各市は、自費で新型コロナウイルスのPCR検査を希望する65歳以上の高齢者や、糖尿病などの基礎疾患がある人に助成を始める。症状がなくても検査を受けやすくして重症化のリスクを減らす狙い。山口と防府は通常2万7500円かかる検査を7千円で受けられるようになる。県予防保健協会が実施する予約制のドライブスルー検査が対象。山口市は来年1~3月の毎週金曜の午前9時~正午に、小郡上郷の食品環境検査センターで行う。補助額2万500円のうち2万円が国の補助・交付金で残りを市が負担する。1万780円の抗体定量検査も3千円で受けられる。防府市も両検査を山口市と同額で受けられるようにする。同協会に委託し、同機関の毎週木曜に麹生町の市保健センターで行う。周南市は高齢者と基礎疾患のある人に加え、妊婦と原則同居している夫や親のPCR検査の費用を一人当たり2万円補助する。自己負担は7500円程度になる見通し。妊婦本人には県の助成制度を活用してもらう。来年1月中旬にもドライブスルー方式の検査会場を設け、週2回実施する予定という。」
 高齢者等へのPCR検査助成が私が住む宇部市をはじめ、県内全ての自治体で行われる状況になることを望みます。
 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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