議員日誌

大家さんと僕

 お笑いコンビ・カラテカのボケ担当の矢部太郎さんが初めて描いた漫画が「大家さんと僕」です。

 矢部さんは、8年前から大家さんの家の2階に住んでいます。

 大家さんは、17歳で終戦を迎えた方で、現在90歳少し前です。

 大家さんは、一度結婚されたことはあるようですが、ずっと一人暮らしです。

 矢部さんは、彼女が出来そうだったけれど、今は、一人暮らしです。

 この漫画は、そんな大家さんと矢部さんとの緩やかな交流を描いています。

 矢部さんは、大家さんから戦争当時の事など様々な事を学びます。

 大家さんは、あるトーク番組に矢部さんと一緒に出演したり、矢部さんの舞台を観に行ったり、刺激を受けています。

 大家さんと矢部さんは、買い物に行ったり、旅行に行ったりします。

 大都会で、50歳近く年齢差のある二人が、お互いをリスペクトしながら気遣いながら暮らしています。 

 大家さんが入院したとき、何気なく大家さんを気遣う矢部さんの姿が印象的でした。

 矢部さんのキャラクター通り、「大爆笑」する内容ではないけれど、心が温かくなる漫画です。

 先日、矢部さんがNHKラジオ「すっぴん」に出演して、この本の事を話していました。

 ラジオの中で、矢部さんが、少し変装して映画「火花」に出演していたことを初めて知りました。

 「大家さんと僕」は「小説新潮」に連載されたものを一冊にしたものです。

 ラジオで続編がスタートする様子が語られていました。

 「大家さんと僕」パート2。大いに期待しています。

 矢部さんのお父さんは絵本作家のやべみつのりさんです。

 緩やかな線で描かれた漫画から、温かさがにじみ出ています。

 新しい年度がスタートして緊張の連続だという方。

 少しほっこりしたいあなたへ「大家さんと僕」お勧めです。

 久しぶりに漫画をじっくり読みました。

 漫画の可能性の広がりを感じました。

 あなたが最近読んだお勧めの作品をお教え下さい。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。