議員日誌

「奉祝大会」への助成金問題市民報告会

 宇部市日の丸會主催の「建国記念の日宇部奉祝大会」「天皇誕生日宇部奉祝大会」へ宇部市が判明しただけでも2011年度から2015年度までに130万円余りの助成金を出していた問題の市民報告会が、本日、宇部市総合福祉会館で行われ、約30名の市民が集いました。

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「奉祝大会」への助成金問題市民報告会の様子

 憲法9条の会うべ、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動うべ実行委員会、長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会、日本基督教団宇部教会、日本基督教団宇部緑橋教会の5団体は、この間、宇部市に対して、補助金支出が政教分離を定めた憲法20条などに抵触するのではないかと要請を重ねてきました。

 市民集会で、緑橋教会牧師の小畑太作さんは、要請の結果、昨年度の補助金支出が中止されたことなどを報告しました。

 小畑牧師は、「講演会は琴崎八幡宮で行われ、神事とセットになっている。これら奉祝大会に宇部市が助成金を支出してきたことは、『政教分離』を定めた憲法20条や『公金支出』を制限した憲法89条に抵触するおそれがる」とした上で、今後の取り組みの方策の一つとして、「宇部市に監査請求をする方法がある」ことを説明しました。

 参加者から「更に多くの市民に知らせる必要がある」「この問題を独自に考える組織が必要」などの意見が出されました。

 この問題について今後の方向性などについて協議する場を持つことが提案され、13日に行う「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動うべ実行委員会」の世話人会の後に、協議していくことになりました。

 11月13日(月)午後7時~ 緑橋教会で、この問題を協議する会合を行います。

 今日の学習会に不参加の方でも関心のある方はご参加下さい。

 また、この問題に対するご意見をお寄せください。

 

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