議員日誌

新日本婦人の会宇部支部第50回支部大会

 昨日、宇部市内で、新日本婦人の会宇部支部第50回支部大会が行われ、日本共産党を代表して挨拶しました。

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 写真奥で立って挨拶しているのが私です。

 挨拶の要旨は以下の通りです。

・・・

 新日本婦人の会宇部支部第50回支部大会にあたり、日本共産党を代表しての挨拶を行います。

 京都大学の総長、山極壽一(やまぎわじゅいち)さんと、旭川市旭山動物園前園長小菅正夫さんの共著である「ゴリラは戦わない」を読みました。

 「人間とゴリラの違い、例えば相撲の力士はぶつかりますね。でも、ゴリラはドラミングをしてもぶつからない。ドラミングは、ぶつからないための『架空の闘争』なんですよ。」

 ゴリラは。「そもそも負けるという観念、あるいは社会的ルールというものがない。それはつまり、勝つという観念や社会的ルールもないわけですよ。負けるという概念があれば、勝つという概念があるわけですよ。でもゴリラにはそれがない。」

 さて、米国による広島・長崎への原爆投下から72年。人類が生み出した最悪の残虐兵器=核兵器の禁止・違法化を図る国際条約を作る初の国際会議がいよいよ今月27日からニューヨークの国連本部で始まります。

 昨年10月、核兵器禁止条約を交渉する会議の開催を決議した会合でアメリカ政府の代表は、「安全保障で核兵器に依存する国々がどうして核兵器に汚名を着せる交渉に参加できるだろうか」と発言し、各国に対し、条約の交渉開始に反対するよう求めました。

日本政府は、このようなアメリカの恫喝に屈して、核兵器禁止条約に反対の姿勢をとっているのは、唯一の戦争被爆国政府にあるまじき態度です。

 昨年12月に国連総会は、核兵器禁止条約の締結交渉を開始する決議を113カ国の賛成で採択しました。

 2月に国連で開かれた準備会議でアイルランド政府の代表が、「虎にまたがっている人は食べられることお恐れて降りられない。しかし、彼らは降りなければならない。」と核保有国政府の姿勢を批判しました。

 「核兵器のない世界」の実現は、人類にとって死活的な緊急課題です。この問題で世界は前進しようとしています。

  新婦人の目的の第一は「核兵器の危険から女性と子どもの生命を守ります」です。勝ち負けのないゴリラの平和主義を人類は今こそ学び、「核兵器のない世界」を実現しましょう。

・・・

 核兵器のない世界を実現するチャンスです。

 核兵器廃絶に向けての皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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