6日の読売新聞は、「今春の高校入試シーズンを前に、文部科学省がインフルエンザなどで体調を崩した生徒の救済策として、別日程での追試験を行うよう求める通知を全国の教育委員会や私立高校に初めて出したことがわかった。公立高入試で追試を行っているのは66都道府県・政令市のうち11府県市にとどまり、それ以外は試験当日に別室で受験させている。」と報じました。
文部科学省の通知は、昨年10月14日付で出されており、読売新聞は、「インフルエンザなどにかかった受験生のため、別日程による追試の実施など『特段の配慮』を求めた。」内容と報じています。
文部科学省は昨年5月~6月、47トド府県とと19政令市の教育委員会を対象に初の実態調査を行いました。読売新聞はは、「その結果、公立高入試で追試を行っているのは、11府県市で、昨春は計124人がインフルエンザを理由に追試を受けた。一方、インフルエンザにかかりながら、入試当日に別室で試験を受けたのは計2695人。高熱をおして追試に臨むケースもあるという。」と報じています。
昨春の公立高校の入試を行ったのは自治体は、秋田県、静岡県、愛知県、三重県、京都府、和歌山県、徳島県、静岡市、浜松市、名古屋市、京都市となっています。
平成29年度山口県公立高校入学者選抜実施要領(抄)には、インフルエンザなどにかかった受験生のため、別日程で追試などを実施することなどは触れられていません。
今春の山口県公立高校入試でのインフルエンザ等を理由にした追試は実施されないものと思われます。
1月25日、山口県内に、インフルエンザの流行発生警報が発令されました。
宇部市内の小中学校でもインフルエンザによる学級閉鎖が相次いでいます。
県内では、私立高校の試験が終わり、公立高校の推薦入試が今日行われます。
受験生の中にはインフルエンザをり患した生徒もおられると思います。
同じ受験生を抱える保護者の一人として心を痛めています。
インフルエンザをり患しながら別室で受験できたとしても、生徒の体やスタッフの方々がり患するリスクなど問題は多いと思われます。
山口県で、来年度の入試からは、インフルエンザなどにかかった受験生のため、別日程で追試などが行われる措置が取られることを要望したいと思います。
実施にあたっては、教職員の負担が可能な限りかからないようにお願いしたいと思います。
受験生の皆さん、保護者の皆さん、受験に関わる要望等があればお聞かせ下さい。
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