議員日誌

平和への誓い

 広島市主催の平和記念式典が6日、平和記念公園で行われました。

 市内の小学校6年生二人による「平和の誓い」の朗読は心に響きました。

 「私たちは、待っているだけではいけないのです。誰が平和な世界にするのでしょう。夢や希望にあふれた未来は、ぼくたち、わたしたち、一人一人が創るのです。私たちには、被爆者から託された声を伝える責任があるのです。一人一人が、自分の言葉で、丁寧に、戦争を知らない人へ 次の世代へ 世界の人々へ 命の尊さを 平和への願いを 私たちが語り伝えていきます。」

 子どもたちの「平和の誓い」に未来が来ることを実感しました。

 安倍首相は平和式典で、5月のオバマ大統領が広島を訪れたことを引き合いに出し「核兵器を使用した唯一の国の大統領が、被爆の実相に触れ、被爆者の方々の前で、核兵器のない世界を追求する、そして核を保有する国々に対して、その勇気を持とうと力強く呼びかけました」と述べました。

 安倍首相は、「勇気」について具体的に言及はしませんでした。

 「勇気」とは、国連加盟国の7割を超える国が核兵器禁止を支持する現状を真正面からとらえ、唯一の戦争被爆国である日本が核兵器を禁止する法的措置を議論するテーブルにつき主体性を発揮することです。

 G7の「広島宣言」では、「核兵器のない世界」が「漸進的なアプローチをとることのみにより達成できる」強調し、核兵器を禁止、廃絶するための国際条約=核兵器禁止条約の交渉開始について一言も言及がありませんでした。

 日本は、核保有国の立場に同調する姿勢を転換し、唯一の戦争被爆国として、核兵器を禁止する法的措置を議論するテーブルにつく勇気を発揮する時です。

 広島への原爆投下から71年が経過しました。皆さんの核兵器廃絶への想いをお教え下さい。

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