お寺との縁が深まりました。
昨年初めより浄土真宗本願寺派山口教区宇部北祖常光寺の総代長に選ばれました。
今年になり、宇部北祖門徒総代会長に選ばれました。
4月19日に行われた山口教区臨時教区会に山口教区会議員として参加し、常備会員補充員に選ばれました。
昨日、行われた山口教区門徒総代会理事会で常任理事に選ばれました。
5月24日に行われる山口校区門徒総代会全体会では、開会式で讃仏偈の勤行の際、調声を務めることになりました。
初めての体験であり、この連休中に少し練習しようと思っています。
浄土真宗本願寺に関わることがございましたら私に一声かけていただきますようお願いいたします。
山口教務所に出向くと仏教関係の書籍が数多く置かれています。
昨日は、相愛大学教授の釈徹宗さんの「おてらくご 落語の中の浄土真宗」という本を購入しました。
本にはCDが付いています。
最初が、真宗大谷派浄念寺住職・藤野宗城さんによる「節談説教『円融至徳の嘉号』」。
次に、落語家・柳家さん喬さんの「落語『寿限無』」。
最後は、落語家・笑福亭松喬さんの「落語『お文さん』」
最初の藤野住職による節談の中にこのような下りがあります。
「一で嫌がる寺参り 二で二の足踏み下がる 三で誘われ義理参り 四つ喜ぶ心なく 五ついつもの癖が出て 六つ無性に眠たがる 七つ何にもよう聞かず 八つやかまし起こされて 九つこれはと驚いて 十でとぼけた顔をする」
CDを聞いていて思わずふきだした私でした。
実際にこのような節談を聞くと、唱導(説法、説教、法説、談義)が落語になったことがよく分かります。
釈さんは「なんといっても唱導が発達するのは、浄土仏教です。宗教体験を重視する密教や禅仏教に比べると、浄土仏教は、『語る』『聞く』『共振する』『場を感じる』といった宗教性を大切にするからかもしれません。」
私もこの間、説法を聞く機会が多くなりましたが、私もしゃべる仕事に入るのかも知れませんが、この御講師の話術はすごいと思わされる方に度々お会いします。
特に、難しい仏教の話しを笑いを含めて伝えると結論が印象に残るといった体験を度々します。
このような私の体験も、浄土仏教が落語になったとのだという証左だと感じますし、今を生きる説法と落語の通じるところだと感じます。
そして、「寿限無」「お文さん」などは、「落語の中の浄土真宗」を示す演目だということです。
この辺りは、じっくり、釈先生の本とCDで学んで行きたいと思います。
この本を通じて、私の話術も鍛えていきたいと思っています。
前から落語が好きではありましたが、この本を読んでいると落語をもっと聞きたくなりました。
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