議員日誌

パリ無差別テロ

 パリ市内で無差別テロが発生しました。これまでに100人を超す多数の使者が出ました。

 罪のない市民を無差別で殺害した大量テロを厳しく糾弾し、議席者の家族や関係者に心から哀悼の意を表します。

 一般市民の生命を奪う無差別テロは、国際社会にとって重大問題であり、いかなる口実や背景があろうとも許されません。

 事件を徹底的に追及し、テロリストを追いつめるとともに、無法なテロを世界から根絶するよう、法と正義にもとづき国際社会が力を尽くすことが急務です。

 フランスでは、今年1月にもパリ市内の週刊紙シャルリエブドの編集部が襲撃され、12人が死亡する事件がありました。 

 同紙が掲載したイスラム教預言者の風刺画に反発したものですが、表現が気にくわないといって暴力で対抗するのは言論・表現の自由に対する卑劣なテロ行為です。どんな口実であれ、テロは許されません。

 容疑者の一人がアラビヤ語で「神は偉大だ」と叫んだという証言もあり、フランスがアメリカなどと行こうっているシリアでの武力勢力への空爆と関係を指摘する声もあります。オランド大統領は過激組織ISによる犯行との見方を示しました。しかしフランスの軍事行動を批判することで、無差別テロは正当化できません。たとえ空爆への批判が動機でもコンサートやサッカー観戦に集まった人々に罪はありません。無差別テロを認めることはできません。

 2001年のアメリカ同時テロのあと、テロリストをかくまったとしてアメリカがアフガニスタンを攻撃したり、大量破壊兵器の疑惑をでっちあげてイラクに侵略、政権を追う会させたりして以降、世界では戦争とテロの悪循環が続いています。

 しかし、戦争でテロがなくせなかったのは明らかであり、テロと戦争の悪循環をやめることこそ国際社会の急務です。

 「勇志連合」による対応に傾斜するのではなく、国際社会が一致してテロ根絶に力を合わすことこそが重要です。

 パリ無差別テロに対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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