議員日誌

米原子力空母R・レーガン配備と県政

 米海軍は、今日、原子力空母ロナウド・レーガンを横須賀基地に配備する計画です。

 米空母は艦載機に加え、複数の巡洋艦、護衛艦などを従え、「空母打撃群」を構成します。横須賀ではオバマ政権が進めるアジア太平洋地域への「リバランス」戦略の下、原子力空母の常駐化に加え、今年から17年にかけて3隻のイージス艦が追加されます。配備される米艦船は過去最大の14隻に膨れ上がり、乗組員も1000人以上、追加されます。

 

 米海軍厚木基地には約60機の艦載機が配備され、17年には岩国基地に移駐する計画ですが、横須賀へ米原子力空母R・レーガン配備に伴う機能強化が、空母艦載機部隊の強化につながらないのか山口県として防衛省などから十分な説明を受けるべきだと思います。

 山口県と岩国市は「基地機能の強化は認められない」との基本スタンツは堅持しているとしています。

 平成19年1月時点での米軍再編に伴う兵力態勢についての説明との違いが鮮明なら、山口県や岩国市は、機能強化になるかどうかの再調査を防衛省に求めるべきだと思います。

 NLPをどこで行うかの問題も解決されないままの移設は絶対に認められません。この点について、山口県と岩国市は毅然とした態度で臨むべきだと思います。

 この問題が解決されないなら移設を拒否すべきだと思います。

 相手国に致命的な打撃を与える破壊力と、水素爆発を起こした福島第一原発1号機なみの出力がるとみられる原子炉2基を抱えた空母打撃群が日本の首都圏に居座っていること自体が世界的に見て異常です。

 「原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会」が行った横須賀市民へのアンケートでは、原子力空母配備反対と答えた市民が49.7%で、賛成の13.7%を大きく上回っています。

 横須賀基地への米原子力空母配備の見直しを政府は決断すべき時です。

 そうなれば、厚木や岩国の基地周辺住民が爆音で苦しむこともなくなります。

 米軍再編はパッケージです。普天間移設問題の移設や横須賀への米原子力空母配備など問われている問題が山積しています。

 現在行われている米軍再編そのものを見直す作業を政府は、アメリカと行う時です。

 米原子力空母R・レーガンが今日、横須賀基地に配備される見通しです。

 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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