昨日、日本共産党創立93周年記念講演会で憲法学者の小林節さんのビデオメッセージが紹介されました。
「自民党はどうかしてしまっていると思います。われわれは日本の国会だと思っていたのですが、なにかアメリカの属国になろうとしているような感じがしてとてもびっくりしています。」
「9条がある以上、わが国は海外に軍隊を出せないはずなんです。ところがそれを、まったく無視して、必要、必要、必要といって、必要ならば国際情勢が変わったから必要だと、まったく無制限に海外に軍隊を出せる論理を、自民党はいま立てていますよね。」
「最近の憲法論議とか国会論争を見ていて、いちばん頼りになるのは共産党だと思います。とくに安保法制の特別委員会では、志位委員長の質問がもう抜群、光ってます。つまり、きちんと調査ができていること。それから論理的に詰められていること。相手が逃げてもこっちがぶれないから、論点がクリアになって、主要なものはぜんぶ見ましたけれども、志位委員長の質疑がいちばん、国民教育的にいいと思います。」
「いま共産党、頑固な共産王があってくれるおかげで、私などは憲法擁護のたたかいがとてもやりやすい。ですから93年、ほんとうに深ーい思いをこめて、おめでとうございます、と言わせていただきます。」
小林節さんの講演会が、今日、午後2時から宇部市男女共同参画センターで行われます。
一人でも多くのご参加をお待ちしています。
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