議員日誌

鳥インフルエンザ関連の中小企業へ金融支援スタート

 山口県は、長門市で鳥インフルエンザが発生したことに伴い、売上減少等の影響により経営の安定に支障が生じる中小企業者への対策として、県制度融資による金融支援及び相談窓口を5日から設置したと発表しました。

 県の中小企業制度融資の中に、「経営安定資金」があります。この資金の対象の一つに「災害等突発的な事態の生起又は社会的、経済的環境の急激な変化により経営の安定に支障を生じているもの」があります。

 今回の対応は、鳥インフルエンザの発生に伴う売上減少等の影響を受けた事態を経営安定資金の対象としている「急激な変化」と位置づけ中小企業に金融支援をするものです。

 融資対象は「養鶏業を営む者と直接又は間接的な取引を行っている中小企業者で最近1か月間の売上高が前年度月比5%以上減少し、かつ、その後2か月間を含む3か月間の売上高が前年同期比5%以上減少することが見込まれるもの」です。

 融資限度額は、8000万円。融資利率は、5年以内年1.9%、5年超年2.0%。

 融資期間は10年以内。取扱い金融機関は、県内の各銀行、各信用金庫、各信用組合、商工組合中央金庫の県内店、農業協同組合、山口県信用農業協同組合連合会です。

 問い合せは、上記の金融機関か県経営金融課(℡083-933-3188)にお願いします。

 次に相談窓口の設置についてです。

 「鳥インフルエンザ関連特別相談窓口」が、各商工会議所・商工会、山口県商工会連合会、(公財)やまぐち産業振興財団、山口県信用保証協会、各金融機関、県(経営金融課)に5日から設置されました。

 相談対応内容は、「鳥インフルエンザによる経営への影響に関する相談。県制度融資の利用など金融に関する相談」です。

 一人で悩まないで、気軽に上記機関にご相談下さい。

 引き続き、鳥インフルエンザに関する皆さんのご要望をお聞かせ下さい。

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