議員日誌

来年度から宇部市は学校給食費の値上げを検討

 私は、今年度も、PTA連合会を母体にして宇部市学校給食運営委員会委員に宇部市教育委員会から委嘱を受けました。

 今年度の第一回目の会議が、8月20日に行われましたが、県議会人口減少活力維持対策特別委員会が開催されたため、参加できませんでした。

 先日、市教委の担当者の方から運営委員会の結果について報告を受けました。

 協議事項の第一は、物資納入指定業者についてです。

 今年度から新たに、豆腐類として太平食品(株)が、味噌として(有)田中醤油醸造場が、その他として(株)むらた鮮魚が、宇部市の学校給食納入業者になることが報告され了承されました。

 第二は、学校給食費の改定についてです。

 現在、小学校の学校給食費は一食あたり旧宇部市は230円、楠町は225円です。中学校は、旧宇部市が260円、旧楠町は255円となっています。

 市教育委員会は、牛乳・パン・米飯などの高騰と消費税増税などの理由から、来年度から小学校を250円に、中学校を280円にしたいと提案しました。

 「低所得者への配慮が必要」などの意見が出されましたが、就学援助の説明を徹底するなどの説明が行われ、委員会としては了承されました。

 宇部市は平成10年から給食費の値上げを行ってきませんでしたが、来年度からの値上げが提案されます。

 市教育委員会の担当者は「12月市議会の文教民生委員会で説明したい」と話していました。

 学校給食費値上げに対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 報告事業では、学校給食調理業務の民間委託の状況が報告されました。

 今年の4月から西岐波学校共同調理場が民間委託となりました。

 10月からようやく卵と乳製品に限ったアレルギー対応調理が可能となりました。

 今年9月から宇部市学校給食センターが新設されスタートしました。

 アレルギー食の対応については、来年度に入ってから検討が始まる見通しです。

 来年度は、琴芝学校給食共同調理場と二俣瀬学校給食共同調理場の民間委託が行われる見込みだとのことでした。

 再来年度以降の民間委託は具体化されていませんが、昨年度の委員会で示された方針からすれば、残りの共同調理場と栄養士が配置されている学校で民間委託が実施される見込みです。

 私は、市教育委員会に「偽装請負が行われないよう」強く求めました。

 学校給食の民間委託について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

 

 

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。