議員日誌

震災から3年

 今朝の山口新聞の朝刊に、岩手県宮古市田老地区の防潮堤で、地震発生時刻に合わせて手をつなぎ黙とうする人たちが大きく映し出されていました。

 日本共産党県議団は、発災2ケ月後の6月。岩手県宮古市に災害ボランティアに行きました。

 宮古市に到着した夕方に田老地区を訪ねた時の驚きを今も忘れることが出来ません。

 海岸から山裾まで、全ての建物がなぎ倒されていました。

 その中央に大きな日本の防潮堤がそびえていました。

 防潮堤の上からも災害の様子を見ました。

 防潮堤の内も外も建物は粉々でした。

 田老地区は、全国最大規模の防潮堤がありましたが、それを大きく越える津波が地域を襲いました。

 この地区の津波の高さは30メートルを越え、東日本大震災被災地でも屈指の高さでした。

 残った建物も解体を待つ赤いスプレーの文字が目立っていました。

 田老地区を始め、私たちが訪れた宮古市はどのように復興しているのでしょうか。

 機会があれば、もう一度訪ねてみたいと思います。

 志位委員長は、「東日本大震災・福島原発事故から3年を迎えるにあたって」との文書を昨日発表しました。

 「東日本大震災からの復興、被災者の生活と生業の再建は、国政上の最優先課題であるとともに、日本の政治のゆがみをただす事業です。日本共産党は、被災者のみなさんの切実な要求の実現をはじめ、復興に向けた力強い歩みを、被災者、国民のみなさんとともにすすめていきます。」と志位委員長は文書を締めくくりました。

 山口県内にも被災地からの避難者の方々が148名おられます。福島からの避難者の方々は、昨年より増えています。

 山口県として県内の避難者の方々に必要な支援が出来ているのかなど、私も可能な被災者支援を続けていこうと思います。

 被災者・避難者の皆さんのご要望をお聞かせ下さい。

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