議員日誌

山口県も「全日展」受賞者は架空人物

書道中心の公募美術展「全日展」で、私が見る限り、今日までの新聞報道で、少なくとも全国14県で、受賞者が架空の人物であったことが明らかになりました。
私が、今日、山口県文化振興課に確認した結果、山口県は、平成19年以降、主催者からの申請を受けて「全日展」の山口県知事賞の交付を承認してきたとのことです。
第41回公募全日展についても、昨年3月に主催者からの申請を受けて、県知事賞の交付を承認、9月に、主催者が行う審査の結果に基づき、賞状を交付していました。
しかし、今月になって、主催者から、山口県知事賞の受賞者については、不明を確認し、受賞の取り消し処分を行った旨の報告があり、合わせて、賞状が県に返還されたとのことでした。
県としては、現在、主催者に対し、事実関係について照会中とのことです。
NHKの報道によると、下村文部科学大臣が「事実であれば、文化庁の後援を取り消すことも含めて厳しく対応する考えを示した」とのことです。
山口県でも、なぜ、このようなことになったのか徹底した解明が必要です。
そして、毅然とした今後の対応が求められます。
この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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