議員日誌

後援会で介護保険について話す

 本日、日本共産党宇部市サンきわ後援会の会合があり、私は、介護保険について話をしました。

 話の概要は下記の通りです。

・・・・

  県議会を終えて、17日、私は、原発建設が進められようとしている上関町に小池晃副委員長とともに訪問し、原発の事と同時に、上関町高齢者保健福祉センターでお話を聞きました。 厚生労働省の社会保障審議会の部会が介護保険制度の見直し案をまとめましたが、一言でいえば大改悪と言える内容です。  大改悪の一つは、介護保険から要支援を外すということです。全国で要支援者は、150万人おられます。山口県でも要支援者が2万2千人おられます。これらの方々が、訪問介護や通所介護を受けておられますが、これらのサービスを介護保険から外し、市町村事業に委ねるというものです。  上関町では、要支援の方が70名おられ、その内、20人が訪問介護を受けておられます。所長さんは、「サービスをいきなり町で行えと言われても有償ボランティアなどの体制がない。また、通所介護に来られている方のサービスが今のまま維持できる保障はなく、お年寄りの元気を奪うことになるのではないか」と話をされていました。  介護保険の改悪の第二は、特別養護老人ホームの入所要件を要介護3以上にするものです。  山口県内で特別養護老人ホームに入所されている方は、6286名です。この内、要介護1・2の方が、587名おられます。全国では、31%と言われていますが、山口県では、9.3%ですが、これらの方々が施設におられなくなるのです。  所長さんは、「上関町には、入所施設は他になく、町外にお年寄りを追い出すことになる」と話しておられました。  このままでは、県内、取り分けへき地と言われる地域ではお年寄りは暮らせない状況が広がります。私は、来る議会でこの問題を議会で取り上げていきたいと思います。

・・・・

 介護保険に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。