映画「人類資金」を撮った阪本順治監督の作品に「闇の子供たち」があります。
あまりにも衝撃的で、梁石日さんの原作を読みました。
原作は映画以上に衝撃的でした。
タイを舞台にした幼児の売買春・人身売買・臓器売買が赤裸々に描かれています。
21世紀を生きる大人として目をそらせてはいけない現実だと思います。
一人でも多くの人に観て、読んでいただきたい作品です。
今日、崔洋一監督の映画「血と骨」を観ました。
梁さんの父親をモデルに、戦中戦後を生きた男性の壮絶な物語です。
父親を演じたビートたけしの演技が秀逸です。
今、原作の「血と骨」を読んでいます。
梁さんの作品は、ショッキングな内容ですが、真実を単刀直入に描きだしていると思います。
21世紀になって、10年以上が経過しましたが、梁さんが描き出した現実を克服できていないように思います。だからこそ、今、梁さんの作品を読む意義は高いと思います。
梁ファンの皆さん、お薦めの作品をお教え下さい。
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