議員日誌

岩国基地が空母艦載機着艦訓練の予備施設に再び指定される

 私は、昨日の一般質問で、横須賀を母港にしている米空母ジョージワシントンが、艦艇から航空機を射出する機械(カタパルト)に不具合が生じ、出港できないとの情報が入ったことを明らかにしました。

昨日、一般質問で基地問題を取り上げた私の様子です。

 その上で、私は、空母艦載機は、再び着艦訓練を実施することになり、再び岩国基地が予備基地に指定されるのではないかと指摘しました。

 小松総務部理事は、昨日の時点では、6月14日、中国四国防衛局から口頭で「在日米軍から更なる日程変更の可能性がある旨の連絡があった」との連絡が県にあったことを明らかにし、「現時点で、在日米軍からの情報はない」と答えました。

 本日、小松総務部理事から、「本日、中国四国防衛局から、空母艦載機着艦訓練の日程が変更され、岩国基地が予備施設指定された」との報告が私の所に届きました。

 訓練期間は、6月24日(月)まで延長され、6月21日から24日までの間は、9:00から22:00までの予定で訓練が行われるとのことです。

 この連絡に対して、磯村基地対策室次長は電話で中国四国防衛局に①岩国基地を使用することなく、硫黄島で所要の訓練を完了すること②今後の訓練において、岩国基地を予備施設に指定しないこと③再三にわたり日程変更を繰り返すことなく、計画通り練習を完了することについて国から米側に要請するよう求めました。

 訓練の期間の延長の理由について、防衛省は、「空母の出港スケジュールの変更」と答えただけで、なぜ出港が遅れているのかなどの理由は明らかになっていません。

 中国四国防衛局の職員は、県からの要請に対して、「本省に伝える」と答えたようですが、艦載機離着陸訓練が岩国で行われないことを私も強く要請したいと思います。

 空母艦載機の離着陸訓練に岩国が戦々恐々とする日々が一日でも早くなくなるよう、引き続き、力を尽くしていきたいと思います。

 空母艦載機着艦訓練が延長され、岩国基地が予備施設に指定されたことに対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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