議員日誌

公有水面埋立免許判断保留の知事に対し住民監査請求書提出される

 中国電力が上関町で建設を計画する原子力発電所をめぐり、山本繁太郎知事が中電から申請された建設予定地の公有水面埋立免許延長の可否判断を違法に1年程度先送りして県に損害を与えたとして、計画反対の住民が、11日、職員人件費の返還などを山本知事に求める監査請求を行いました。
 監査請求するのは「上関原発を建てさせない祝島島民の会」など計画に反対する県内の市民団体の代表や、「ズッコケ三人組」シリーズで知られる児童文学者の那須正幹さんら四十六名です。私と木佐木県議、佐々木県議も請求者に名を連ねました。

 住民監査請求の代理人代表である田川章次弁護士から河嶌代表監査委員に監査請求書が手渡されました。

 河嶌監査委員は「厳正に審査したい」と答えました。

 田川弁護士から河嶌監査委員に請求書が提出される

 

 住民監査請求は、本日付で受け取られました。明日から、60日以内に、監査結果が明らかにされます。

 概ね8月10日までには、監査結果が明らかにされるものと思われます。

 田川弁護士は、住民監査請求提出後の記者会見で「知事の違法性が認められる監査結果を願う。仮に、監査請求で知事の違法性が認められなかった場合は、住民訴訟を行うことになるだろう。その時は、山本知事自身が、法廷で尋問を受けることになるだろう。埋立免許の無効を実現し、上関原発をストップさせ、山口県内での原発ゼロを実現させたい。」と語りました。

 その後、住民監査請求に関わった、各団体・個人が集い、今後の方針を議論しました。

 その中で、「住民訴訟をにらんで、大きな県民運動を構築しよう」という発言が相次いで出されました。

 当面、各団体で、住民監査請求の中身を学び広げる活動を強めていこうと、話し合われました。

 山本知事の中国電力に対する公有水面埋立免許の判断保留は違法だとする住民監査請求に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 また、応援したいという方は、その想いをお教え下さい。

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