議員日誌

米軍機が運用時間を越えて滑走路着陸

 9日、毎日新聞は、「米軍岩国基地で7日、米軍機が滑走路の運用時間(午前6時半から午後11時)を超えて着陸した。基地報道部は8日朝、市に『任務のために8日午前0時ごろまで滑走路を使用した」と事後報告した。」と報道しました。

 基地側は、米軍機の機種や機数は明らかにしていませんが、市基地政策課によると、7日夜にジェット機とみられる騒音を記録したとも報道されています。 

 この時期は、オスプレイが岩国基地に飛来していた時期で、7日、8日と事前通告なしで、夜間飛行を行ったことが確認されています。

 毎日新聞で報道された米軍機がオスプレイそのものであったか、オスプレイと合同の訓練に参加した戦闘機である可能性があります。

 岩国日米協議会の確認事項の中に、「滑走路運用時間(6:30~23:00)外の使用の場合は、市に通報する」とあります。

 私は、今年2月の県議会で岩国日米協議会の「確認事項違反があった場合は、米側に抗議すべきではないか」と質問しました。

 基地担当の小松総務部理事は「岩国日米協議会での確認事項についても遵守されるべき。これに違反する疑いのある飛行が行われた場合には、国への事実確認等、必要な対応を検討したい」と答えました。

 8日朝になって基地報道部が市へ事後報告したこと自体が、岩国日米協議会確認事項違反です。

 県は、事実を確認するまでもなく、事後報告したことに対して、岩国市と一緒に、米側に厳しく抗議すべきです。

 また、深夜滑走路に着陸した米軍機の機種や機数について事実を明らかにするよう米側に求めるべきです。

 これらの対応を行ったのか、来週、県基地対策課に状況を聴取したいと思います。

 オスプレイの飛来をはじめ、岩国基地における米軍機の運用実態についての皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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