議員日誌

天地明察・のぼうの城

 ここ数日、原作を読みながら映画館で映画を観ることができなかった「天地明察」と「のぼうの城」のDVDを自宅で鑑賞しました。

 冲方丁原作の「天地明察」は、第7回本屋大賞第一位を受賞した作品です。

 物語は、江戸時代前期に囲碁棋士で天文歴学者の渋川春海の生涯を描いたものです。

 映画で春海を演じるのは、V6の岡田准一。今、最も旬の俳優といっていいのではないでしょうか。

 映画では、「SP」シリーズをはじめ、今、上映されている「図書館戦争」でも主役を演じています。

 これから上映される作品では、「永遠のゼロ」の出演が決まっています。

 次期、大河ドラマの主演も決まっています。

 一途に、天文歴を追及する渋川を岡田は好演していました。

 監督は、「おくりびと」の滝田洋二郎。

 安定した出来栄えでした。

 「のぼうの城」は、和田竜さんによる歴史小説が原作です。

 物語は、天下統一目前の豊臣秀吉から攻められる忍城領主・成田長親と領民たちを描いています。

 長親は、「でくのぼう」を略して「のぼう様」と呼ばれています。

 長親軍500対秀吉軍20000の闘いの行方が目を引きます。

 領民の心を掴んだ「のぼう様」の大胆な行動が心を掴みます。

 監督は、犬童一心と樋口真嗣さん。

 のぼう様を演じた野村萬斎の演技は、狂言師として培った力が存分に発揮されたものでした。

 水攻めのシーンなどが見事に描かれています。

 二つの作品とも、秀作の歴史小説を原作にした作品です。

 映画によってそれぞれの物語が豊潤に映像化されていました。

 この連休は、遠くに行かず、自宅でDVD鑑賞をしてゆっくり過ごしています。

 皆さんの連休はいかがですか。

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