議員日誌

西宇部小学校の卒業式に参加

 本日、私がPTA会長を務める西宇部小学校で卒業式が行われました。

 私は、以下のようなあいさつを行いました。

 在校生の花アーケードの中を通る卒業生と保護者

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 第32回卒業証書授与式にあたり、PTAを代表して卒業生の皆さんにお祝いの言葉を送りたいと思います。
 皆さんが4年生の今頃、東日本大震災が発生しました。
私は、震災2ヶ月後の6月に岩手県でボランティア活動を経験しました。暮らしがあったはずの町が全て津波によって流された光景を忘れることが出来ません。
 先日、君塚良一監督による「遺体 明日への10日間」という映画を観ました。舞台は、岩手県釜石市。津波で命を奪われた方の遺体安置所が設置されてからの10日間を描いた映画です。
 生き残った被災者を描いた映像は、皆さんも何度もテレビなどで観たことだと思います。しかし、命を落とした方々の遺体がその地域でどう取り扱われたかを描いた映像を、私は、はじめて観ました。
 主人公は、西田敏行演じる民生委員の相葉さんです。相葉さんは、遺体に話しかけながら向き合います。その相葉さんの姿が遺体安置所の雰囲気をあたたかく変えていきます。
 東日本大震災では、死者・行方不明者・負傷者が2万人を超えました。卒業生の皆さん、私たちは生かされました。卒業生の皆さんには、生かされた者としの責任を果たす生き方をそれぞれ見つけてほしいと思います。
 今、被災地岩手県で、新沢としひこ作詞、中川ひろたか作曲の「空より高く」という歌が歌われているそうです。1番の歌詞を卒業生に送ります。「人は空より高い心をもっている どんな空より高い心をもっている だからもうだめだなんて あきらめないで 涙をふいて歌ってごらん 君の心よ 高くなれ 空より高く 高くなれ」
 保護者の皆さん、ご卒業おめでとうございます。これまでのPTA活動へのご協力、ありがとうございます。
 地域の皆さん、今日は、ご参加ありがとうございます。
 先生方、今日まで本当に、ありがとうございます。
 卒業生を送るために、本日お集まりの皆さんお一人お一人に感謝を申し上げ、私のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

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 西宇部小学校をはじめ、県内のすべての卒業生の未来に幸多きことを願います。

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