議員日誌

宇部生活と健康を守る会の新年事務所びらきに参加

 本日、宇部生活と健康を守る会新年事務所びらきが行われ参加しました。

 私はあいさつの中で、昨年、山口県生活と健康を守る会連合会と連携して明らかにした下関市の国民健康保険証未更新問題を報告しました。

 昨年6月、山口県生活と健康を守る会連合会の調査で、下関市に国民健康保険証の未更新(国民健康保険証が交付されず無保険状態)が1650世帯あることが判明しました。また、下関市では未更新が11年間続けられてきたことも明らかになりました。

 この問題を私は、昨年6月県議会で取り上げ、その原因が、下関市の要綱(来所等により納付相談が行われた後に短期保険証の交付を決定するようになっていた)に問題があることが明らかになり、改善するよう県が指導しました。

 7月10日の下関市議会文教厚生委員会では、副市長が謝罪し、市は①1650世帯に短期保険証を交付する②保険証がないことで、いままで全額自己負担で医療を受けた実態があれば7割を返還するなどの答弁を行いました。

 6月県議会での私の質問に、県は、「短期保険証などの留置き(保険証等を発行しながら役所に留置き被保険者に渡っていない)の状況について調査する」と答弁し、10月10日に結果が、ホームページに公開されました。

 その中で、資格証が6ヶ月以上留め置かれていたものが215世帯あるなどの実態が明らかになりました。

 山口県が保険証等の留置きの実態調査を行ったのは今回が初めてでした。また、調査を契機に、留置きの状況が改善される流れが広がりました。

 私は、事務所びらきの以上の内容を報告した後、「社会保障を取り巻く状況は厳しさを増している。今後とも生存権を侵害する事態が起きないよう、実態を調査して指摘する取組みが求められる。今後とも、生活と健康を守る会と連携していきたい」と話しました。

 私は、今年も県民の命と暮らしを守るために力を尽くす決意です。

 皆さんの暮らしの実態を引き続きお教え下さい。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。