テレビで放映された映画「ネバーエンディングストーリー」を観ました。
1984年の作品で、約30年前ですね。私が大学生の頃です。
リアルタイムでは見ていませんでしたが、主題歌がよく流れていたことを思い出します。
この作品の原作は、ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」。
原作と映画がかけ離れ、映画には原作者の名前が出てないと言うことです。
今でも毎年のようにファンタジー大作映画が輩出されていますが、まさに、この映画は、その走りのような作品だと思います。
いじめられっこの本好きな少年が物語に浸るシーンは共感できました。
映画では、最後にいじめっこもやっつけてしまうのですが、原作ではそうなっていないようです。原作を読みなおそうと思います。
ミヒャエル・エンデの作品では、大学時代に「モモ」を読んだことを懐かしく思い出します。
ファンタジー作品なのですが、テーマが現代社会に通じるもので分かりやすく面白く読みました。
明日から時間に追われる日々になりそうですので、「モモ」を読み直したいと思います。
ウィキペディアによると、エンデのお父さんは、ナチスによって「退廃芸術家」の烙印を押され、エンデ本人も徴兵を拒否した人物のようです。
作品の中に、社会への痛烈な諷刺が含まれていることがうなずけます。
今年は、時間をみつけて、エンデの作品を読み直してみたいと思います。
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