議員日誌

産業団地進出企業への土地取得補助金の実態

 私は、6月議会で、産業団地問題について質問しました。宇部市は、上限1億円のイノベーション大賞を進出企業に授与しています。1回目は、セイシン工業。2回目は、明石被服。どちらも、宇部テクノパークに進出します。これら企業は、土地取得の補助を8割受けました。セイシン工業は、29379.43㎡を5億2006万2191円(㎡単価17702円)で購入しなければならなった土地が、県と市の補助金で、1億401万円となります。1億円のイノベーション大賞のお金を土地取得代に充当すると、土地は、401万円となり、㎡当たり137円で取得したことになります。明石被服は、32850.75平米を6億2460万6956円(㎡当たり19013円)で購入しなければならなかった土地が、県と市の補助金で、1億2492万円となります。1億円のイノベーション大賞のお金を土地取得代に充当すると、土地は、2492万円となります。㎡当たり759円で取得したことになります。
 庶民は、坪単価20万円の土地を購入しているのに、県関与の産業団地に進出した企業は、坪単価数千円で売却している実態はまさに異常です。作り過ぎて売れ残った産業団地には湯水のように税金を投入してただ同然で売却するやり方は許されません。引き続きこの問題は県議会で追及していきます。

 皆さんは、この問題をどのようにお考えですか。ご意見をお聞かせ下さい。

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